伊豆諸島・三宅島でカニ餌を使った底物釣りに挑戦。堤防先端で竿を出すと、師匠の竿に70cm級のクチジロがヒット。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 早田年秀)
三宅島でイシダイ釣り
7月5日(土)、5時に橘丸は三宅島に到着。7月に入り、たくさんの観光客やダイビング客が来島。師匠を中心とした底物グループは、下船後に三池港先端を目指す。この日も堤防先端は混んでいる。また、中ほどでは青物狙いのルアーマンが大勢来てキャストしている。
この日のエサは、活きたカニ20匹を用意。さっそく仕掛けを投げ込んでみる。アタリはガツガツとくるが、なかなかハリ掛かりしない。仕掛けを上げると、エサのカニはきれいになくなってる。魚の活性は高いようだ。
70cmクチジロ浮上
30cmほどのイシガキダイは盛んに釣れてくるが、あくまで狙いは大型石物。

写真撮影したあと、近くのホテルや民宿に持ち込んで検量。全日本選手権に応募登録するのかと思っていると「ありがとうね」と、つぶやきながらリリース。楽しめたから、これでいいのだそうだ。運と実力の両方がないと釣れないレベルだと思った。
友人は、「底物は場所とタイミング。なかでもイシダイは、同じ仕掛け、同じエサでも偏りがある」と締めくくった。
<週刊つりニュース関東版 早田年秀/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年8月22日号に掲載された記事を再編集したものになります。
