真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに
真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに 画像（7枚）

冬の風物詩と思われがちなヒイカだが、夏の漁港でも小規模な群れに遭遇できる。今回はあえて現代的な快適タックルを封印し、クラシカルな道具で挑んでみた。

（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・松尾海輝）

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夏の堤防ヒイカ釣り

夏の堤防ヒイカ釣りに使用したタックルが、モンスターキス MX-1にコロネットミニ、ラインは ナイロン1号。このリール、一巻わずか15cmという衝撃仕様で、キャストは糸を指で送りながら頑張って投げるしかない。

飛距離は出にくく、狙った場所に決め打ちするのも難しい。正直ストレスでしかない釣り方だが、それでも届いた！という瞬間には不思議な達成感がある。

真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに
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小さなタコがヒットした（提供：TSURINEWSライター・松尾海輝）

繊細なアタリでヒイカ手中

常夜灯の明暗にエギスタライト1.5号を投入し、テンションフォールで探る。するとティップに「コンッ」と小さな衝撃。瞬時にロッドを立てると独特の重みが乗り、小型のヒイカをキャッチ。

真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに
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小型のヒイカを手中（提供：TSURINEWSライター・松尾海輝）

良型も混じる

やがて群れの中に10cm前後の良型も混じり始めた。小型は積極的に抱くが、良型はフォール姿勢をじっくり見極めてから触腕を伸ばすため、アタリはさらに繊細。ここで意識したのは掛けにいくスタイルだ。

ラインのわずかな変化や「ぬんっ」とくる微妙な信号を逃さず、鋭くロッドを立てると確かな重量感が伝わってきた。

真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに
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良型もヒット（提供：TSURINEWSライター・松尾海輝）

カラー使い分けが奏功

この夜、特に頼りになったのが 「エギスタライト（オールオレンジ）と（オレンジキャンディ）（オールピンク）オールオレンジは濁り潮に強く、群れが散った時間帯でも安定した反応を引き出せた。一方のオレンジキャンディ、オールピンクはアピール系の要素が効き、イカがスレ始めた場面で思わぬ連発を生んだ。

3カラーを使い分けることで、群れの活性に合わせた攻略が可能となり、釣果を伸ばす鍵になった。

真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに
真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに
カラーの使い分けが釣果につながる（提供：TSURINEWSライター・松尾海輝）

結果と手応え

最終的に友人と二人でジップロック満タン。

効率や快適さを求めるならスピニング＋エステル（PE）ラインが正解かもしれない。しかし、一巻15cmの絶望と向き合いながら、それでも掛けにいこうと集中し続ける。

その緊張感と達成感は、快適タックルでは味わえない特別なものだった。夏の夜の漁港で、不便を楽しむクラシカルな挑戦は確かに笑顔を残した。

真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに
真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに
当日の釣果（提供：TSURINEWSライター・松尾海輝）

＜松尾海輝／TSURINEWSライター＞

真夏の堤防夜釣りで【ヒイカ連発！】 エギのカラー使い分けが的中しジップロック満タンに

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