筆者は普段シャローエリアでライトロックゲームを楽しんでいるが、ここ最近ライトロックゲームにおいてまた面白い釣りを見つけてしまった。それが水深50cm未満のような超激浅ポイントでロックフィッシュを狙うスーパーシャローでのライトロックゲームだ。

今回は激浅なシャローエリアでも楽しめる、スーパーシャローライトロックゲームの楽しみ方について解説していこう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター明石健太郎)

「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロッ...の画像はこちら >>

水深50cmがポイント?

このスーパーシャローでのライトロックゲームは主に、ゴロタのエリアや干満差がそれなりにある護岸エリアで楽しむことができる。シャローエリアでのライトロックゲームと聞くと堤防やちょっとした磯で、やるようなイメージがあると思うが、この釣りは潮が引いて水深が50cm未満になるような場所でも楽しめる。

「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロックゲームのススメ
「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロックゲームのススメ
こんな浅瀬にも魚は沢山いる(提供:TSURINEWSライター明石健太郎)

普段は満潮時には水に浸かっている場所が干潮時に水が少なくなって魚の居場所が搾りやすくなるため、満潮~下げに入るタイミングがオススメだ。

使うルアーやリグ

この釣りではとにかく浅いポイントをどんどんと打っていくため、根掛りを軽減するために軽量なシンカーを扱えるリグがオススメだ。水深が50cm程度ならMax5gくらいがちょうどいいだろう。

「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロックゲームのススメ
「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロックゲームのススメ
ライトリグなら小型も取りやすい(提供:TSURINEWSライター明石健太郎)

また、浅いがゆえに目に見えるポイントを打っていくことが多くなるので、物陰をじっくり探りながらアピールできるミドストやメバル用のプラッキングルアーで狙うのも面白いだろう。

岩周りをじっくり探ろう

スーパーシャローでの釣りというとそんな浅いポイントに魚が居るのかと疑問に思われるかも知れないが、実はロックフィッシュをなどの魚は水深が10cm程度の場所でも居心地が良ければ、いよいよ潮が引いて水が無くなるってときまでは平気でいたりするし、口も使ってくるのだ。

「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロックゲームのススメ
「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロックゲームのススメ
水深30cm程でも大きな岩は良ポイント(提供:TSURINEWSライター明石健太郎)

前述した通りこの釣りは干潮で水深が少なくなった箇所にある目に見える岩やゴロタの隙間を狙う方が効率的な釣りができる。

沈み物の周り

特に目立った大きい岩や沈み物の周りは他の場所より地面が掘れている事もあり、潮が引いても魚にとっては良い隠れ家で、少しサイズの良い魚が残っていることもある。

バイトシーンが丸見え

この釣りの醍醐味は何といっても魚のバイトシーンが結構見られることである。スーパーシャローでのライトロックは水深が浅いので水中の中も見えやすく、比較的探るポイントもアングラーから近いので、岩影から勢いよく飛び出して食ってくる魚の姿が見えることがあるのだ。

「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロックゲームのススメ
「水深50cm以下の激浅でも魚は釣れる!」超浅場のライトロックゲームのススメ
水深30cmで食ってきた良型タケノコメバル(提供:TSURINEWSライター明石健太郎)

潮位の変化に要注意

魚影の濃い場所では至る所から魚が顔を覗かせてくるのが見えたりするので、時間を忘れて夢中になってしまうが、普段浸かっている場所で干潮時釣りをするなら、満潮のタイミングを見ておかないと潮が満ちて気づいたら周りが浸かり始めているなんてこともあるので注意が必要だ。

また、濡れていたり苔が付いた岩やゴロタの石は非常に滑りやすいので、しっかりとした装備で楽しむようにしよう。以前それで筆者は油断して濡れた石に飛び乗り盛大に跳ねこけた事がある……。

<明石健太郎/TSURINEWSライター>

編集部おすすめ