大雨も終わり天候がよくなったので、山口県の地磯での夜釣りでクエを狙ってみました。2釣行で3尾のクエをキャッチすることができたのでレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター多賀英二)
ターゲットはクエ
今回も10kgまでのクエをターゲットに仕掛けを組みました。遠投がしやすく、操作性の良いライトタックルでの挑戦です。

ライトタックルは板バネを使用せず、スタンディングでやりとりをするので魚の引きをダイレクト楽しめる反面、大物とのやりとりで危険な一面もあるでしょう。そこをしっかり理解した上で挑戦するのが望ましいとおもいます。
タックル
竿は30号でリールは両軸リールの40番です。道糸はPEライン15号でショックリーダーがナイロンラインの20号でリーダーはフロロカーボンラインの22号を組みました。
仕掛け
ハリはエサのサイズにあわせてクエバリの30号を選択しました。ショックリーダー間に誘導鉛天秤パイプを入れ、根掛かり対策の工夫もしました。
地磯でのクエ釣り
磯場を選ぶ理由として、狙えるポイントの多さや釣れる魚種も豊富ということがあげられるでしょう。磯場は一見、地形が複雑でポイントが絞りづらいとイメージされる方もいるかとおもいますが、通っていると攻め所がわかってきて、波止に比べて釣果が出やすいとおもいます。
エサ取りたち
山口県西部~北部にかけてのクエ釣りでのエサ取りは、アナゴとヌタウナギとイスズミやフエフキダイなどがあげられるでしょう。外道としてエイが釣れますが、こちらも強烈な引きで楽しませてくれることでしょう。
釣り方
オススメな仕掛けの置き方はズバリ「地形の変化を探る」ということでしょう。海溝やカケアガリなどできるだけ地形の変化が大きいポイントを攻めるのがオススメです。
早々にクエ連打
開始30分でエサ取りのアタリが出始めました。そしてエサ取りのアタリがなくなり、ここ一番と構えていると竿が舞い込み早々に本命クエ1尾目のキャッチに成功しました。

幸先の良いスタートに連発を狙おうと、すぐに仕掛けを入れました。すると15分も経たないうちに竿が舞い込み2尾目のクエのキャッチに成功しました。まだまだチャンスはあると思い仕掛けを入れましたが、アタリはピタっと止まり時間だけが過ぎました。
3度目のヒット到来
2尾目のヒットから1時間30分が経過した頃、待望のアタリがきました。竿が舞い込むもののハリにかからずチャンスをものにできませんでした。その後はいいアタリがなく釣行終了となりました。

次の釣行でもクエをキャッチ
前回バラした魚をキャッチしたくて、また同じポイントに釣行しました。仕掛けを組み、まきエサを効かせて釣り開始です。前回アタリがあったポイントの周辺を入念に探り5分から10分おきに仕掛けを打ち返しました。エサ取りのアタリはなく気付けば1時間が経とうとしてました。

そんな中、竿から目を離した一瞬の隙に竿が舞い込んでいて即アワせました。小型ですが間違いなくクエだとわかり、焦らずやり取りしてキャッチ成功しました。

まとめ
同じ釣り場に通っていると地形や潮の癖など分かってきて、一瞬のチャンスをものにできる可能性が高まるとおもうのでオススメです。ヒット時間なども控えておくと更によいでしょう。

釣ったクエは、刺身と炙りと味噌汁にしたり胃袋はボイルにしたりと美味しかったです。
<TSURINEWSライター多賀英二/TSURINEWSライター>