釣れないと徐々にサイズが小さくなるルアー。ワームも例外ではなく、ついにはアジング用にまで手を出した結果……。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中優丞)
セリアのアジングワーム
ワームの種類がやたらと豊富な100円釣具屋、セリア。今回使うのはアジング用ワーム。2.5inchと1.8inchの2つのサイズが展開されている。
アジやメバルを誘うピンテール、八面体のカクカクボディ、ジョイント構造によるしなやかなアクション、独自のやわらかさ……、釣れる要素が凝縮された本製品。これが1パック5個入りで100円だから価格破壊もいいところだ。恐るべし、セリア。
豊田市水源公園でへ弾丸釣行
8月25日午前4時。この日は5時に引き揚げの1時間勝負。その後は猛スピードで自転車を漕いで帰宅し、サッと風呂に入ってそのまま出勤という流れだ。

なんというハードスケジュール。さて、肝心のワームは直リグで使用。軽くキャストし、ネチネチと底を攻める。0.8号のオモリなら根掛かりの心配はないはず。浅場付近で小バスかギルあたりが掛かると思いきや……。

タモロコがヒット
数投目でブルブルっと小刻みの振動が走った。激しく震えるが、重みはない。例えるなら豆アジのような引きに近く、とりあえずギルではないことはわかった。「どうせカワムツかオイカワ辺りだろう。まさかタモロコのわけないよな」と、たかを括りつつラインを巻き取ると……。そのまさかが起こってしまう。

ワームに元気なタモロコ様が食いついているではないか。確かにワームは極小サイズだが、タモロコにしてみれば相対的にビッグサイズになるはずだ。普段バスに捕食されるだけのベイトとみくびっていたが、タモロコも立派なフィッシュイーターだったようだ。

その後も浅場を探っているとギルらしき魚がヒットしたが、途中でバラしてしまったところでタイムアップ。急いで帰宅し、シャワーを浴びて出勤。
今回は偶然タモロコが釣れただけだが、タモロコゲームという新たなジャンルを開拓するのも面白いかもしれない。
<田中優丞/TSURINEWSライター>