8月16日、真夏のシロギス(キス)を狙って福岡県遠賀郡の芦屋へ釣行。連日の猛暑の影響と先日の大雨の影響でサーフはキスが釣れない状況と考え、この釣り場を選択。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・近藤誉)

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遠賀川河口でキス釣り

午前5時に到着、早速準備に取りかかる。手前40mくらいまでに岩場が点在して根掛かりする可能性が非常に高いので、その先75mから125mを釣る範囲としてタックルを準備。

オモリはフロートタイプの25号をセット。仕掛けは4本バリ仕様で様子を見る。手前での取り込みをスムーズにするために、いつもより仕掛けを多少短くして第1投。5色(125m)ほどスムーズに飛び、着底を確認してイトフケを取り、ゆっくり引いて探ってみる。

少しだけ下流の河口側に移動。干潮前の時間帯だったので海側が良いだろうとの判断で移動後の第1投。今度も同じ5色(125m)まで投げる。

「良型シロギス続々!」遠賀川河口の投げ釣りで22cm含む20尾を手中【福岡】
「良型シロギス続々!」遠賀川河口の投げ釣りで22cm含む20尾を手中【福岡】
釣場周辺略図(提供:週刊つりニュース西部版APC・近藤誉)

序盤に18cm級キス登場

4色(100m)ラインまでゆっくり引いてくると前アタリ。仕掛けを止めてじっくりと食わせる。その後アタリが続かなかったので回収、18cmくらいのキスが来た。同じポイントに投入して1尾追加するが、その後のアタリはなくなった。

少しだけ下流の河口側に移動。

干潮前の時間帯だったので海側が良いだろうとの判断で移動後の第1投。今度も同じ5色(125m)まで投げる。

「良型シロギス続々!」遠賀川河口の投げ釣りで22cm含む20尾を手中【福岡】
「良型シロギス続々!」遠賀川河口の投げ釣りで22cm含む20尾を手中【福岡】
タックル図(提供:週刊つりニュース西部版APC・近藤誉)

連続ヒットし4連達成

沖めでアタリがないので、先ほどと同じく3色ちょい(85m)ラインまでゆっくり引いて探ってみるとアタリ。ゆっくりリーリング、手前の岩礁で魚が外れないように注意しながら巻き上げると18cmくらいのキス。

同所で探ってみると4色(100m)付近にて連続してアタリ。根掛かりの多い3色手前までゆっくり探って、なんとか4連を達成してひと安心。次も3尾のキス。

このように投げる位置を変更して、少しずつ下流に移動しながらキスを追加していく。

最大22cmキスをキャッチ

7時30分ごろ、いきなりサオ先に強烈なアタリ。満潮から干潮へのタイミングの満潮後3時間くらいで、やはり3色ちょっとのライン(90m)。仕掛けを止めて十分に食い込ませたら慎重にサオを立てて、やり取り開始。上がってきたのはこの日最大22cmのキス。

結果8時まで粘ってみて、15~22cmのキスが20尾の釣果で、釣果一部の5尾をキープした。

「良型シロギス続々!」遠賀川河口の投げ釣りで22cm含む20尾を手中【福岡】
「良型シロギス続々!」遠賀川河口の投げ釣りで22cm含む20尾を手中【福岡】
22cmの良型も(提供:週刊つりニュース西部版APC・近藤誉)

攻略法と狙い方のポイント

釣り方として、こまめにポイントを移動して4色(100m)は投げて、3色(75m)までを丁寧に探る。

手前は根掛かりが多いので素早く仕掛けを回収する。

オモリは手前で浮かす必要があるのでフロート系を使うことをお勧めする。ハリは大きめでも十分に食ってくるので大物に備えて小さくしすぎないこと。エサは大きめにつけたほうが反応は良いがハリに掛からないことも多かったので、大きめのハリに丁寧につけるほうがよい。

まだまだキスは釣れる時期。熱中症や日焼けにも十分に注意してキスをゲットしてほしい。

<週刊つりニュース西部版APC・近藤誉/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年9月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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