夏と言えば、「夏イカ」。アオリイカをターゲットに、エギングで夏を楽しむ方も多い昨今ですが、実は「ヒイカ」も釣れ出すタイミングでもあり、専門に狙うアングラーも存在する程、ルアーマンに人気のターゲットが、シーズンを迎えます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松永一幸)
上天草でヒイカエギング
名手から情報提供を受け、「上天草市一帯の堤防」に的を絞り釣行を決意しました。当日の潮回りは「大潮」で「満潮前後」の「上げから下げ」を釣る計画としました。

ヒイカエギングのタックル
・ロッド:Advancement FPR-55 version II F-tuned(ピンク)
・リール:13’ソアレCI4C2000PGSS
・ライン:エステル0.2号
・リーダー:フロロカーボン0.8号
使用したエギ
ヒイカ(ジンドウイカ)は、最大12cm程度なので、エギのサイズもグーっとコンパクトにし、レンジキープが重要な釣りな為、名前からその能力が伺える「ナオリーレンジハンター1.5B」をチョイスしました。
1.8号やS、BS、と沈む速度も用意されていて、バリエーションも豊富ですが、ここは好みで「1.5B」としました。

基本のアクション
アジングと同様で、レンジを刻んで探って行く感じです。時折、チョンチョンとルアーの存在を確認(誘い?)をして、レンジキープに努める感じです。
早々に本命ヒイカ登場!
目星のポイントへキャストし、糸ふけをとり、そのままカーブフォールで10カウントをとり、Iの字でサビキながらアタリを待ちます。すると、手元に何かモタれる様な感覚が伝わり、僅かな重さを感じます。
効き合わせとして、一回転リトリーブをしてみると、あきらかに重さがあります。初めての事なので、確信は持てませんが…… 多分、アタリです!優しく合わせを入れて、優しくやり取りをすると、上がって来てのは待望の「ヒイカ」です。サイズとしては、この時期のMAXサイズと思われます。

群れに当たり連発
どうも、「群れ」に当たった感じです。同様のレンジで、再現性を確認した後も、アタリが続きます。
しかし、中には極僅かな重量感しか伝わらないアタリもあり、この「微妙な変化」を捉えて掛けていく釣りが、「釣ってる手応え」が強く味わえて楽しさ全開です。この後も、同サイズの釣果が続きました。

食べても美味しいヒイカ
地域では、釣れることすら知られていないターゲットに含まれる「ヒイカ」。
沖漬けなどに丁度良く、食べで美味しい、釣って楽しいターゲットですので、アジングでアジが釣れない場合は、この記事を思い出して、「エギ」に結び変えて、投げて釣れるか試してみて見るのも良いですよ。皆さんも是非。勿論、情報収集はしっかりしてから、「釣れる」との噂を聞いてからですよ。
<松永一幸/TSURINEWSライター>