陸っぱりから沖釣りまで様々な海の釣りを嗜む筆者。若い頃と比べると、釣りのスタイルに変化が。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・檜垣修平)
諦めが早くなった
20代前半の頃は、シーバスを追い掛け回す日々だった。ずっと釣れない日が続いた時は、干潮から始めて次の干潮までやれば釣れるだろうと技術もへったくれも無いような釣りを展開していた。
出勤前に潮周りが良かったら釣りに行ってから出勤することもあったが、いまはもうそんなガッツはない。釣れなくても仕方ない、で済んでしまう。

粘らない
フィールドにどうも生命感がないようならすぐ撤収の文字が浮かぶ。帰ってからの片付けやら、残したままの家事が脳裏によぎる。移動するか、帰るかなら帰るを選ぶ確率が年々高くなってきている。
寝床がないときつい
連泊するような陸っぱり遠征釣行では、一昔前なら堤防の上だろうが磯の上だろうが夜を明かすのは訳なかった。数年前まで毎年の恒例行事として大分への二泊三日釣行に行っていたが、これまではもっぱら車中泊で済ましていた。
車中泊なら市街地から離れた場所まで行ってもその場で寝られるしすぐ釣りを再開できる。しかし昨年はついに友人と協議の結果、さすがにベッドで寝ないと三日目まで体力が持たないということでホテルを取った。
車中泊は疲れ取れない
ある意味学生気分の貧乏旅行から脱却したとも言えるが、車中泊後の腰やら首やらの不調に加え車中泊では寝ても体力が回復しきれないというのが理由だ。車中泊する車もハイエースのような寝台が付けられるタイプではなく普通車なので尚更である。
熱中症にヒヤヒヤ
思い起こせば、子供の頃は外で遊んでいて熱中症なんて気にしたことが無かった。釣りの最中は男なら日焼けしてなんぼ、太陽が怖くて釣りがやってられるかという心意気であったが、先日ゴロタ場の岬目指して歩いていて途中から頭痛に見舞われた。

水分は取っていたつもりだったが、どうも熱中症の初期症状が出ているらしく日陰で小休止しながら来た道をヘロヘロと戻った。自分としては大した距離も動いていないつもりだったが、昔と比べそれほどに体力が低下しているのだろうか。
熱中症は体力の有無はそう関係ないのかもしれない、炎天下での釣りは水分補給と前日に十分な休養を取れるようにしたい。皆さんも熱中症や日焼けには気を付けよう。
腰が重い
何かを行動に起こすのが面倒、というのと物理的に腰が重い、のWミーニングである。ちょっと前なら仕事終わりに県外まで飛んでいくこともたびたびあったが、もういまは遠征もあまりしなくなってしまった。
いまは福岡在住なのでずっと沖ノ島に行きたいという気持ちがあり、装備も揃っているがなかなか行動に移せない。深夜便で行くとなると、次の日が……とあとあとの事を考えてしまい腰が上がらない。
腰は言わずもがな、加齢とともになんか調子悪いなという状態だ。趣味でウェイトトレーニングをするのでその時に痛めたというのもあるが、朝起きて腰が重いというのはやはり年齢によるものだろうか。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>