9月3日(水)、まだまだ酷暑予報が継続しているが淡水多魚種釣りを堪能するため、茨城県神栖市を流れる常陸利根川へ釣行だ。スロースタートな釣りだったが終始アタリがとぎれず淡水多魚種釣りを堪能できた釣行をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
常陸利根川
霞ヶ浦の吐水口から利根川合流点まで、北利根川・外浪逆浦・常陸川を合わせた全長27kmにおよぶ河川である。霞ヶ浦水系の中でもポイントが多く、ヘラブナやコイを中心に、淡水の超巨大魚を含むメーターオーバー級の大型魚が狙える本湖に劣らない期待の持てる淡水大物釣りフィールドである。

まさに4月全鯉協潮来大会出場時にお世話になったポイントで筆者としては再来できたことが嬉しいフィールドなのだ。
タックル
今回は新竿4.5mに安定の20lbタックルで挑むことにした。こちらは超大物も潜む水郷エリアなだけに強度としては問題ないだろう。エサは安定のマルキューマッシュポテトで淡水多魚種釣りに挑む。

水郷エリアで淡水多魚種釣り
真夏が忙しくて釣りに興じることができなかった今季だが、淡水多魚種釣りといえば水郷エリアだと思い突然だが思いつき行くことにしたのだ。同地は大物もたくさんいるし魚種も豊富なのでなにかしらの大物サイズ感を味わうことができるだろうと期待感を持ちながらたどりついた。

同地に着くと釣れそうという期待感しかないが、ともあれ釣台にタックルにエサ準備をニコニコしながら進めていく。バサーが数人ランガンの釣りをしているくらいでポイントは選びたい放題だが4月に釣りしたポイントに釣座をつくり準備は完了だ。
スロースタート
穏やかな水面を眺めつつエサを惜しみなく30分程うっていくがウキは動かない……。確かに春の大会の時にも魚が寄るまで時間がかかると鳥養氏から聞いた覚えがあったので構わず継続していくと1時間経過した頃合いで急にウキが動き出した。

大型ダントウボウが登場
そしてイイ感じにド消しアタリがでてくれ1尾目が掛かった!アメリカナマズやハクレンのイメージが強い同地だがそのトルクや重量ではないので大物ではないだろうとよせてくるとなんと大台クラスのダントウボウが姿を現した。

デカい!と認識してからは慎重にタモ入れして無事にゲットできた。コレはいったかも!?なテンションで大当たりである。

1.45kg重量級
各魚種における大物が釣れたら計測が楽しくてしかたがない。全長から叉長に胴回りと計測していき太さもあるため重量感に期待して測るとなんと1.45㎏という数値だ。コレは間違いなく貴重な1尾といえるだろう。

ダントウボウが連発
まさにデカダントウボウが引き金になったらしく仕掛けを入れれば毎投ウキに反応がある状況でダントウボウが連ちゃんしまくりである。

とはいえ先の大型ではなく小型に中型ばかりだが暇はしないししばらくは遊べるだろう。
続いてアメリカナマズとボラ
ダントウボウがツ抜けした後はアメリカナマズにボラが連発しまくりである。ハクレンにも期待できる同地なのだが今日は全く微塵も気配がなくとにかく宙層~底層まで3種が掛かてしまうwとはいえウキ釣りとしては面白いので気にせず継続していく。

勢いは止まらない
筆者もエサがある限りは攻めていくつもりでアタリに反応して釣果を重ねていくが3種の魚種以外は釣れることがないw何時間もこの状況は変わらずエサもだんだん尽きてきた頃合いで納竿時を考える。

ボラが止まらず納竿
14時を過ぎてからはボラが止まらない。ウキが動くのは良いことだが釣れども釣れどもボラでエサがついに尽きてしまった。状況的変化も期待できそうにないため15時納竿として今日の釣りを終えることにした。

今日は3ヶ国のサカナが遊んでくれた(日本・中国・アメリカ)のだが、コイもハクレンも結局釣れずじまいで終わってしまった、だがウキ釣りとしては楽しめた上にDDTB(デカダントウボウ)が出てくれただけでも筆者的には来た甲斐があったと思う。
また時間をみつけて釣行したい。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>