「渋い」と言われ続けている今季の大阪湾ショアタチウオゲーム。しかし、粘り強く挑めばポロポロと釣果が得られる状況だ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)
大阪湾タチウオ釣りの状況
前々回(8月9日)は本命のタチウオ6本。偶然ショアからマダイ51cmを仕留めたものの、タチウオは小型が中心で、時合いも短かった。前回(8月16日)はタチウオ5本。

沖から手前までじっくり追わせ、辛抱強く待ってからフッキングする“ガマン比べパターン”で拾った釣果だった。今季の大阪湾は全体的に渋い傾向だが、良い日に当たれば爆釣もあり得る。9月6日、3度目の挑戦では“当たり日”を願い、再び大阪湾南部へと足を運んだ。

遠投で指3本級タチウオ
釣り開始は22時。普段は9gテンヤから入るが、この日は風が強く14gでスタート。手前は浅いため沖狙いが有効と判断した。同行者が14gでキャッチするも連発はなく、筆者はさらに沖を探るべく20gにチェンジ。
すると、着水直後から小さなアタリが頻発。22:09、大きな引き込みに合わせると指3本クラスがヒット。前回よりサイズも良く、沖からの長距離ファイトを存分に楽しめた。

速いアクションに好反応
その後は9gや14g、スローなアクションも試すが結果が出ず。再び20g遠投に戻すと、やはり沖で反応が集中。23:10、食い下げる明確なアタリをフッキングして2本目。0時台にはさらに2本を追加し、最終的に計4本で納竿とした。
渋い状況ながらも、遠投&速めのアクションに好反応が得られた今回の釣行。紀北エリアでは再び数釣りの声が聞かれ始めており、その群れが北上すれば大阪湾南部でも復調が期待できる。

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<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>