お盆休みに仲間内で開かれたハゼ釣り大会では、スタートからマハゼが入れ食い状態となり、ほとんどの参加者が50匹超えの好釣果を記録しました。夏の風物詩ともいえるハゼ釣りを満喫した大会となりました。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉浦永)

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夏のハゼ釣り

夏のハゼ釣りは、その年に生まれて10cmほどに成長したハゼを狙います。淡水と海水が混ざる川の河口エリアや海岸沿いのシャローエリアで簡単に楽しむことができるのが、夏のハゼ釣りの特徴です。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣りでゲット(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

また夏休みシーズンによく釣れる魚としても有名で、筆者も子供の頃に近所のおじさんやおじいちゃんに朝早くからハゼ釣りに連れて行ってもらった思い出が残っています。

魅力

10cmほどの小型ハゼは警戒心が薄く、浅瀬でたくさん釣れるので、アタリをたくさん感じたい初心者さんにとってもオススメできる釣りです。また足場の良い護岸などの場所でも釣れるので安全に釣りをすることができて、子供でも楽しみやすい釣りなのではなかなと思っています。

夏ハゼ釣りのポイント

筆者の狙うポイントとしては漁港などに繋がる水深の浅い河川を狙うようにしています。水深の浅い河川を狙うことで潮の満ち引きによるハゼの移動があるポイントを狙うことができるので遊泳力があり、活発に餌を追い求めているアクティブなハゼを同じ場所から効率的に狙うことができます。

また、安全性の高い川の護岸などは柵が設置されているポイントもあるので、落下の危険性が低く、子供と同伴でも釣りが楽しめるので、親子で安心安全な釣りをすることができます。

ハゼ釣りのタックル

使用するタックルは全長3m前後の延べ竿を使用します。足元のポイントで釣ることができる魚なので基本的には3mほどの延べ竿を使用していますが、川の流心などを狙いたい場合は5m~6mほどの延べ竿を使うと広くポイントをサーチしやすいと思います。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
延べ竿(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

仕掛け

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り天秤(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

道糸は釣り人から見やすいピンクのフロロカーボンラインの1号を使用しており、ハゼ片天秤にオモリはナスオモリの0.6号~1.5号ほどのものを使えば初心者さんでも底取りしやすいのではないかと思います。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣りのハリ(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

ハゼバリは6号~7号くらいが標準的な大きさを使用しています。

キッチンカーも出店

8月13日(水)のお盆期間中で天気は曇り時々晴れ、風速は3mほどと少し暑いですが、キッチンカーを招待して、冷たいドリンクやかき氷の営業もしてもらったのでクールダウンしながら釣りに集中できました。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
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碧南市のキッチンカーさんをご招待(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

ハゼ釣り大会のルール

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

今回は仲間14人ほどを招待してのハゼ釣り大会を企画して、大人数での釣りを開催しました。ルールとしては朝8:00~12:00までの午前中の時間帯で、ハゼの長さと重さを競い合いました。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
釣り場の掃除からスタート(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

エサと基本の釣り方

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼキャッチ(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

餌は釣具屋さんで売っているゴールドイソメを使用しました。ゴールドイソメは普通のゴカイやイソメよりも硬く、匂いも強烈なため餌持ちもよく、カットして針に刺して使うことで同じ餌で何匹もハゼを釣ることができるので、餌を変える手間が省けるのでたくさん釣ることに適した餌であると思います。

ミャク釣り

ミャク釣りとは、ナス型オモリからハリス10cmほど伸ばして針を付けた仕掛けを使用します。オモリを海底でトントンと叩きながらハゼにアピールしながら狙います。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ミャク釣りでヒット(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

ミャク釣りは基本的に竿の届く範囲はどこでもサーチすることができるので、アタリがあってからの手返しの良さやアタリをダイレクトに感じることができるのでオススメです。

ウキ釣り

ウキ釣りというのは、その名の通りウキという水面に浮かぶ球形の下に針とオモリをつけて、ウキの動きでアタリを確認して釣る方法です。

棚下が決まっているので、ミャク釣りのように広い範囲は狙えませんが、ウキの動きでアタリを取れるので、視認性がよく、初心者でも釣りやすい釣り方の一つです。

大潮の満潮前後がオススメ

狙いの潮回りとしては大潮の満潮前後が最もオススメです。理由として、ハゼ釣りのポイントは浅場の河川などが多く、潮が干潮になっていると干上がってしまうような場所で釣ることもあるので、潮の高い満潮前後がハゼ釣りにとってとても釣りのしやすい潮回りとなります。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣りを楽しむ(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

また、潮が高いと浅場に餌を求めて差してくるハゼもたくさんいるので、足元で釣ることもできます。

スタートからハゼ入れ食い

満潮からのスタートだったので、狙い通りハゼは手前にたくさんいるようで超入れ食い状態です。一投一匹やダブルヒットは当たり前のように続き、トリプルヒットも多々ありました。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼヒット(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

釣り初心者の女性アングラーさんも毎投のようにハゼを釣り上げるので、当たりの多さに驚かれておりました。

下げ潮では作戦変更

10時を超えると下潮で潮位が下がってきて川の砂底が見えるようになってきます。潮位が下がるにつれて河川も干上がり状態に近づいてくるので、ハゼは下流に向かって泳ぎ始めます。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ数釣り(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

上流から降ってくるハゼを狙い撃ちすることによって、スレていないフレッシュなハゼをたくさん釣ることができます。

手返しが重要

ハゼを大漁に釣る1番のポイントは「手返しの良さ」が大事かと思います。

餌付をまっすぐ綺麗にハゼが食べやすい大きさに俊敏につけて、針を飲まれないように合わせを入れる、そして針外しをいかに早く行ってクーラーボックスに入れることができるか!これがハゼ釣りで数を伸ばす秘訣かと思います。

最終釣果と優勝者

最終釣果はマハゼを1.34kg釣った、名古屋市の岩月さんが重量部門で優勝されました。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
マハゼ1.34kg(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

サイズ部門も同じく岩月さんが優勝しており、祈願のダブル優勝です。岩月さんは2本針と短い3mほどの延べ竿を使い、地形変化(底のくぼみ)にハゼが溜まることを発見して、入れ食いの様子でした。

ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ハゼ釣り大会でマハぜが入れ食い【愛知】ほとんどの参加者が50匹超えの釣果に
ダブル優勝(提供:TSURINEWSライター杉浦永)

他の参加者さんも1人50匹以上釣れている方がほとんどで、たくさん釣れてみんな笑顔の釣り大会となりました。

<杉浦永/TSURINEWSライター>

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