8月25日(月)、同港の春栄丸から出船。イサキは良型がボツボツながら、第二本命のシマアジのアタリは凄まじく、口切れにハリス切れ、根ズレでバラシ続出。

しかし、同宿レコードとなる4.42kgの良型に2kg前後が船中5尾。釣れなかった人もいたが、全員アタリはあり、強烈な引きは堪能できた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

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春栄丸でシマアジを狙う

4時過ぎに白川永一若船長の操船で出港。ほぼ無風のベタナギの海上をポイントへと急ぐ。

「船宿レコード4.42kgシマアジ現る!」大原沖のコマセ五目釣りで船中5尾&イサキも好調【千葉】
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シマアジタックル(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

到着後、船長から13~8mのタナ指示が出てスタート。船長お勧めの仕掛けは、ハリス3号カラーバリ3本。下バリ1本だけイカ短を付ける。オキアミでもいいが、カラーバリにも十分食ってくるとのこと。実際、私が釣った1.95kgは、真ん中のピンクの空バリに食ってきた。イサキもカラーバリへの反応がよかった。

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本命キャッチ(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

シマアジ船中第1号は、右舷ミヨシに入った品川区の藤田洋さん。ヨーイドンでいきなりヒット。しかし、これは瞬殺のハリス切れ。

2.5号を使っていたらしく、3号に替えると、10分後に再びアタリ。上がってきたのは1.5kg級。さらに、中盤には2kg級をゲット。

4.42kgのレコード級浮上

左舷胴の間には、「釣りが初めて」と言う左雨さんら3人が乗船。若船長のレクチャーを受けて健闘。イサキやアジのほかシマアジもヒット。左雨信太郎さんが2.23kgの良型を見事手中に。あまりに強烈な引きに驚いていた。

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良型にびっくり(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

前日は7時ごろからアタリが遠くなり苦戦したらしいが、この日はアタリが続く。船長得意のマイクパフォーマンスが冴えてタモ取りに大忙し。

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シマアジ手中(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

9時過ぎ、左舷ミヨシの江戸川区・松鹿優さんに最大級のアタリ。大船長が駆けつけて、2人掛かりでタモ取りされたのは、4.42kgの同宿レコード。その前に2kg近いマダイも上げていたが、まるで小さく感じるほど立派なシマアジだった。

船長の、「反応が凄いよー」の声に誰か一人にアタると船中バタバタというシーンも数回。

イサキ&マダイのお土産も

9時過ぎ、私に3尾目がアタったとき、同行の横浜市・大内隆彦さんにも同時ヒット。イサキとマダイは釣っていたが、シマアジは初めて。チャンスタイムには一層のシャクリが必要のようだ。

結局、アタリは多かったがバラシがひん発してシマアジのトップは4尾。ハリス切れで型見ずの人もいたが、イサキはポツポツと上がり、土産は確保。

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筆者の釣果(提供:週刊つりニュース関東版 坂本康年)

同沖のイサキ・シマアジ狙いは9月末まで。さらなる大型が来る可能性があり、イサキも産卵後の体力回復で3号ハリスにバリバリ食ってくる。大原沖は今年の猛暑を吹き飛ばすくらい熱くなること間違いなしだ。

<週刊つりニュース関東版 坂本康年/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年9月12日号に掲載された記事を再編集したものになります。使わぬ釣具が高値に変わる!

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