神戸港・秋のサワラキャスティングが開幕との知らせを受け、2025年9月13日に聴講した。驚異の6時間で50匹超えと「大大大爆釣」の模様をお届けしよう!
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター本間興貴)
サワラキャスティングゲーム
2025年9月13日、秋の到来を感じる気候の中、神戸港からサワラキャスティングゲームに出かけた。乗船は神戸渡船。
ポートアイランド沖へ
集合は午前4時30分。受付と釣り座抽選を終え、午前5時に出船。目指すはポートアイランド沖の一級ポイント。今回の釣行では、「巻き速度の調整」が釣果を左右する鍵となった。

タックル
使用タックルは、ロッド:メジャークラフト「ジャイアントキリング1G SAWARAモデル」Mクラス。リール:23ソルティガSW4000XH。ライン:PEライン1.5号。リーダー:8号。
使用したジグ
メインジグは「ブレードショーテル40g」。カラーは筆者が絶対の信頼を置くレッドゴールドピンクゼブラ。昨年幾度となく神戸渡船でサワラを釣り上げた実績あるジグである。
やや高速巻きでサゴシ連発!
ポイント到着直後、サゴシのボイルがあちこちで発生。表層を高速巻きで探るとアタリはあるが、フッキングせず。ボトムまで沈めてからの高速巻きでも同様の結果。
「やや高速巻き」が的中
ここで筆者は「やや高速巻き」に変更。すると、サゴシの反応が一変。しっかりと針掛かりし、1時間で19匹をキャッチ(うち17匹はリリース)。この微妙な巻き速度の調整が、朝マヅメの攻略において決定的な差を生んだ。

太陽昇ると高速巻きが主役に
午前6時半を過ぎ、太陽が昇ると「やや高速巻き」への反応が鈍化。ここで巻き速度を再び上げ、「高速巻き」に切り替えると、ヒットが再び連発。
日中のサワラ・サゴシは視覚に頼ってベイトを追う傾向が強く、速い巻きで見切られにくくすることが重要。この理論通り、釣果はさらに伸びていった。
スレたら「鬼早巻き」へ!
午前10時を過ぎると、周囲に遊漁船が増え、ポイントのプレッシャーがピークに。高速巻きでも反応が悪くなり、アタリがあっても乗らない状況に。
ここで筆者は「鬼早巻き」に挑戦。
リールのハンドルを限界まで速く巻くと、魚が反応を示し再びヒットが続出。ハイプレッシャー下では、極端な巻き速度が魚のスイッチを入れることがある。だがこの無理な巻き方が仇となり、愛機ソルティガに違和感が発生。釣行後、修理行きとなったのもまた釣りの一興。
最終釣果はサゴシ52匹
午前5時20分から11時までの釣行で、サゴシ52匹をキャッチ。(47匹はリリース)写真のブレードショーテルは、半日使い倒した結果、ボロボロになった姿を見せている。今回はサゴシ以外の魚影は確認できなかったが、常連の乗船者には大型らしきアタリもあった模様。

巻き速度が重要!
巻き速度の調整が釣果に直結した今回の釣行。次回こそは、メーターオーバーのサワラをこの手に掴みたい。
爆釣模様を動画で観る
<本間興貴/TSURINEWSライター>