8月半ば、家族で沼津へ1泊2日の遠征釣り旅行に行ってきた。しかしずっと晴れ続きだったのに、残念ながらこの2日間だけが悪天候という予報。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターnagkko)
戸田港は雨と強風
1日目。天気を心配しつつ、最初に予定していた戸田港に向かった。雨は降ったり止んだりだが風が強く9mほどあり、海沿いでは立っているのも難しい状態。港の野良猫たちも屋根のある休憩所に避難していた。これは無理と諦め、沼津方面へ移動することにした。

海岸の向きによっては風の影響を受けないポジションがあるため、車を流しながら釣りできる場所を探した。
小ぶりなワカシをキャッチ
海岸沿いを走っていると、ポツポツと釣り人が見える。その中でわりと人が多いところで車を停めた。波は少なく、風もあまり当たらないが、潮通しはあまり良くない。

常連らしき人に聞くと、たまに小型の回遊魚の来るとのこと。ぶっこみサビキで様子を見るが、あまり魚はいないようだった。

3時間ほどの滞在で、かかったのは小ぶりのワカシ1匹のみだった。

片浜海岸を下見
この日は早めに切り上げ、翌日早朝に予定していた片浜海岸へ下見に行くことにした。片浜海岸はこの時期ソウダガツオをはじめ青物がよく釣れると人気の釣りスポットだ。

しかし、この日は強風のため浜への立ち入りが禁止になっていた。
2日目は木負堤防へ
2日目朝。時々雨がぱらつき、風もまだ強い。この日は早朝から片浜海岸でサーフの予定だったが、結局断念することになった。

宿でご一緒した方が、前日に内浦あたりでソウダガツオをはじめ青物を多数釣った話を聞き、その辺りを目指して出発。車を走らせていると、木負堤防に釣り人が多数集まっていた。
木負堤防
木負堤防は堤防が沖に向かってまっすぐ伸びており、一年を通して多くの魚種に出会えると人気の釣りスポットの1つだ。
東側の岸壁には係留船や養殖筏が停泊しており、ロープが張られているので注意が必要である。
遠投カゴ釣りでワカシ
木負堤防に釣り座を構え、スタート。風は強いが、投げられそうなので、遠投カゴ釣りをすることにした。ダンナはショアジギで青物狙い。

投げていきなりウキが沈む。リールを巻き始めるとグイグイっと引き。上げてみると、ワカシだ。連続ヒットとはいかなかったが、3時間くらいの間に合わせて10匹のワカシを釣り上げた。

サンバソウが連発
風向きは変わり、強風でまきエサの補充にも苦労するようになってきた。するとまたウキが沈んだ。が、反応は小さい。上げてみると、かわいいサンバソウ。

そこからはサンバソウばかり釣れる、釣れる。サンバソウは全てリリースし、ワカシだけ持ち帰ることにした。帰りの時間もあるので、15時頃に納竿。帰路に着いた。
普段と違うが楽しい!
普段の日帰りの釣りと違って、遠征旅行はいろんな釣り場を見ることができて楽しかった。持ち帰ったワカシはお刺身に、余ったところはあら汁にして美味しくいただいた。
今回はソウダガツオ狙いだったのだが、思うように釣りができず残念だった。秋ごろにぜひリベンジしたいと計画中だ。
<nagkko/TSURINEWSライター>