釣りに本格的に力を入れて2年弱。北海道のロックフィッシュゲームを追求すべく、自身が出来る限りの時間と経費を投下して、フィールドに通い続けました。

ですが、釣りに没頭する中で様々な要因が重なり、これからは釣行の頻度を減らして、気軽に楽しんで行こうと思った経緯と理由を書いてみようと思います。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

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1. 釣行の燃料費が膨れ上がった

筆者は北海道でロックフィッシュ ゲームを楽しんでいます。居住地である北海道札幌市は、近郊でフイールドのある小樽市まででも約1時間かかってしまう上に、ロックフィッシュの魚影が濃い噴火湾エリアのフィールドに向かうには、峠を超えて2時間以上の運転が必要です。

時には3時間を超える長時間運転で釣り場へ向かうことがありました。

北海道在住アングラーが「釣りは程々にしよう!」と思った理由3選
北海道在住アングラーが「釣りは程々にしよう!」と思った理由3選
峠を越えて良きポイントへ(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

ハイシーズンで月間の釣行は8回程で、その中で遠征は6回程度。そうなると、必然的に燃料費の出費は膨れ上がり、それに加えてライン・シンカー・オフセットフック・ワーム等々の消耗品の出費が重なると月々の釣りに対する経費は結構な額になります。

生活の負担に

「上達したいばかりが先行して、自分の生活に負担をかけてまで釣りするのってどうなんだ?」と、ふと疑問が浮かんできて、釣りの頻度と取り組むスタンスを見直してみようと思いました。

2. 肉体がたるんでいった

手前味噌にはなりますが、以前とある競技の選手として活動していた時期があり(大きな実績を収めることは出来ませんでしたが)、世間一般からすると比較的ハードな日々を過ごしていました。

怪我等の要因で区切りをつけた時に出会った趣味が釣りでした。確かに釣りは楽しい。とても有意義な時間を過ごせていて、上達していく実感も沸いていました。しかし、スポーツで鍛えた肉体がたるんで、萎んでいっているのを実感しました。

北海道在住アングラーが「釣りは程々にしよう!」と思った理由3選
北海道在住アングラーが「釣りは程々にしよう!」と思った理由3選
少しお腹に肉がついてきました(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

運動を習慣にしたい

釣り後の山岡家、コンビニ弁当、普段も食事を気を付けずに過ごして太っていく自分に対して、ふと情けなくなって行きました。それに加えて、疲れを感じやすくなってきた実感も感じました。

「運動を習慣にしていないライフスタイルは自分らしいライフスタイルといえるのだろうか?」と、自分の暮らしを改善しようと思い、釣りからしばし離れようと思いました。

3. 新たな趣味に出会った

上記の “理由.2” に付随する内容ではありますが、スポーツ関連の新たな習い事に出会い、新しい趣味に没頭して過ごしています。

北海道在住アングラーが「釣りは程々にしよう!」と思った理由3選
北海道在住アングラーが「釣りは程々にしよう!」と思った理由3選
釣りもいいけど身体動かすのが一番好き(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

「釣りをせっかくここまで続けてきたけど、どうしようかなぁ」と、少し考えることもありましたが、現在の方が自分らしいライフスタイルで過ごせており、充実した日々を送れています。

今後は月2回程に!

上記の3つの理由から、釣りからしばしの間離れて過ごしてみました。ライフスタイルを色々と見直す中で、私自身いい決断を出来たなと思っております。

とはいえ、釣りは素晴らしい趣味な事に変わりはありません。ロックフィッシュは大好きだし、今後はハイシーズンに月1~2回のゆるいペースで活動して行きます。

北海道在住アングラーが「釣りは程々にしよう!」と思った理由3選
北海道在住アングラーが「釣りは程々にしよう!」と思った理由3選
秋シーズンも少しは通う予定(提供:TSURINEWSライター・久末大二郎)

読者の皆様も、結婚・転職・転勤等々の大きなライフスタイルの転換もあると思います。釣りから離れるのも良いと思いますし、私みたいにペースを落として活動を続けるのもありだと思います。

SNSに惑わされないで

このご時世はSNSが盛んになり、

「周りはこんだけ釣りに行っているのに」
「自分は全然成果をあげられていないじゃん」

と、ついつい他人と比較してしまう事もあると思います。しかし、あくまでも趣味。それぞれが、それぞれにあったペース、見合った環境で釣りに行ければ良いのでは?と思います。

<久末大二郎/TSURINEWSライター>

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