秋から初冬によく釣れるシバチン(チヌの若魚)。群れに当たると、数が出るところが面白い。

今回は定番の吸い物に、キノコをプラスしてみた。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)

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シバチンとは

シバチンとはチヌの若魚のことで、手のひらサイズ。関東ではカイズとも呼ぶ。型が小さいだけに、持ち帰るのはハリを呑んで傷ついた場合のみにしたい。

下処理

持ち帰ったシバチンはエラとワタをとり、ウロコを剥ぐ。あとは内側を水洗いすれば下処理は完了。

釣れた若魚で作るレシピ:シバチンの吸い物 傷ついた個体を美味しくいただこう
釣れた若魚で作るレシピ:シバチンの吸い物 傷ついた個体を美味しくいただこう
エラとワタをとりウロコを剥ぐ(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

霜降り

下処理後は霜降りにする。まずは魚を鍋に移して水を張り、加熱。ひと煮立ちさせたらお湯を切り、鍋ごと魚を濯げばOK。

釣れた若魚で作るレシピ:シバチンの吸い物 傷ついた個体を美味しくいただこう
釣れた若魚で作るレシピ:シバチンの吸い物 傷ついた個体を美味しくいただこう
霜降りにする(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

キノコをプラス

霜降り後は再び水を張って火にかける。煮立ってきたら、みりん、薄口しょう油、塩で味付けし、キノコをプラス(今回はエノキを使用)。好みで刻みネギを加えてもいい。ここでのポイントは薄味にすること。「ちょっと薄い」と感じるくらいがちょうどいい。

釣れた若魚で作るレシピ:シバチンの吸い物 傷ついた個体を美味しくいただこう
釣れた若魚で作るレシピ:シバチンの吸い物 傷ついた個体を美味しくいただこう
霜降り後は味付け(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

ラスト

ラストはカボスなどの柑橘系を少し絞ればできあがり。優しいだしと、フワフワな食感は胃にも優しく、カラダに染み渡る。

釣れた若魚で作るレシピ:シバチンの吸い物 傷ついた個体を美味しくいただこう
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シバチンの吸い物のできあがり(提供:TSURINEWSライター・松田正記)

<松田正記/TSURINEWSライター>

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