浜名湖チヌを求めてかれこれ丸1年。この日も安定の不発に終わってしまったが、代わりにダイソーの100円スプーンでハゼを釣り上げた模様をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
浜名湖でチヌを狙う
9月28日午前4時。浜名湖表鷲津湖岸公園にて朝マヅメゲーム開始。何を釣るのかというと、筆者が浜名湖に通う理由はただ一つ。そう、チヌだ。
ちょうど去年の今頃からチヌを追い求めて浜名湖に通い詰めているが、恐ろしいことにこれまで1匹も釣れたことがない。サビキで子チヌが釣れたことはあるが、ルアーではないのでカウントせず。さあ、この日は果たして?

朝マヅメは無事撃沈
一度チヌらしき大型魚が掛かったのだが、いつものようにバラしてしまった。口が硬くてフックが上手く刺さらないのだ。意外かもしれないが、表鷲津湖岸公園は大型魚がウヨウヨ泳いでいる。
ダイソースプーンに望みをかける
朝マヅメは不発だったが、あきらめるにはまだ早い。チヌはデイゲームでも釣れる。とりあえず釣り場の裏にある100円釣具屋こと、ダイソー湖西店が開店する9時30分をリミットに、ダイソースプーンに望みをかけることにした。
いつものパターンだが、今回は確実にフッキングに持ち込むため、フックをシングルからトレブルに替えた。もちろんこのフックも安心のダイソー製だ。

ハゼがヒット
すると数投目で、なにやらロッドが小刻みに振動した。この引きはまさか……。

やはりあなたでしたか。
トレブルフックは諸刃の剣
ハゼがスレで掛かったのは想定外だった。釣りはフックを魚の口にブッ刺す過程で成り立っているが、身体に刺さると何とも言えない罪悪感に駆られるからスレは御免被りたい。
さて、気を取り直して再びキャスト。と、ここでまさかの根掛かり。そう、シングルからトレブルに替えると、フッキング率と共に根掛かり率もグンと跳ね上がるのだ。
この釣り場は泥砂地帯だから大丈夫だろうと油断していたが、岸際はゴロタ石がゴロゴロしているのだ。ゴロタだけに。その後も立て続けに根掛かりロス。
100均スプーンでハゼ追加
トレブルが全滅したところで5gのダイソーの100均スプーンに切り替えた。もう何でもいいからまともにお魚さんを釣りたい。

願いが通じたのか、すぐにハゼがヒット。ダイソースプーンは本当に何でも釣れる優等生だ。

3匹目を釣り上げたところでタイムアップ。帰りにダイソーでスプーンを補充してこの日の釣行は終了。チヌを仕留められる日はやってくるのだろうか……。

<田中優丞/TSURINEWSライター>