今年は暑さの影響もあり、釣り自体があまりできない状況が多かったですが、去年より頻繁に渓流へ足を運んだ筆者。たくさん行けたわけではありませんが、渓流魚と戯れる時間は本当に楽しいものでした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター泉陽登)
テレストリアル型フライ
今年の渓流釣行で、一番よく釣れたフライがこのテレストリアル型パターンです。渇水状況でも増水状況でも反応があり、たくさんの場面で活躍してくれました。特にお腹が黄色味のパラシュートタイプのものに反応が良く、連続で釣れたことも。

何かの法則があったのかは不明ですが、今年で一番の活躍を見せてくれました。フックのサイズは#12~16程です。
アント型パラシュート
続いてよく釣れたのはアントフライ。これもパラシュート型がよく反応し、羽アリが多い渓流で使うことが多かったです。秩父釣行の際にはイワナに対して絶大な威力を発揮し、楽しい思い出を作ってくれたフライでした。

筆者のこだわりですが、パラシュート部は黄色のものを巻きます。視認性がよく、流れが速い場所でも活躍してくれるのでおススメです。フックサイズはこちらも#12~16程です。
エルクヘアカディス
ドライフライの万能と言えばこのエルクヘアカディス。魚種を問わず、このフライもたくさんの場面で活躍してくれました。

時にはハヤやカワムツなどの外道も釣れたフライですが、それもいい思い出として残っています。
番外フライ:蜂型
渓が深い場所では、この蜂タイプのフライが活躍しました。他のフライと比べるとかなり簡素に作れるため、釣行時には何個かフライボックスに忍ばせています。止水域での釣りでも活躍するフライなので、万能に扱えるフライでもあります。

振り返ってみると、ほとんどがドライフライのパラシュートタイプが活躍していることが分かりました。来年は来年の状況があるのでわかりませんが、よく釣れたフライは量産して次の渓流シーズンの楽しみにしておこうと思います。
冬も楽しみ
そして、これからは冬季釣りシーズン。これまでとは違った釣り方が楽しめるので、それに適したフライが必要です。時間を確保して、寝る前に2~3本は巻いていきたいところ。今年も残り3ヶ月程ですが、体調を崩さないよう楽しんでいこうと思います。
<泉陽登/TSURINEWSライター>