根掛かりにめっぽう強いが、ワームの尻部分が裂けやすい欠点があるオフセットフック。今回は尻が裂けたワームの再利用法を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・田中優丞)
火で炙る
最もポピュラーな対処法。ライターなどで裂けた部分を炙って溶かし、結着させる。ワーム代を節約できるうえ、ゴミの削減にもなる。ただし、ワームが焼けるニオイが苦手な人にはつらい作業だ。
筆者は子どもの頃に台所のガスコンロで炙ったことがあるが、あの独特のニオイが部屋中に充満し、親にこっぴどく叱られた経験がある。ごめんよ、かーちゃん。


チョン掛けで使う
マス針などにチョン掛けして使う方法もグッド。ダウンショットリグやキャロライナリグと相性抜群だ。前述のワームが焼けたニオイが気になる方はこちらをお試しいただきたい。欠点はワームが裂けて取れやすいことが挙げられる。まあ元から裂けているから当然と言えば当然だが。

縦に割く
さけるチーズではないが、縦に割いてストレートワームとして使う方法もオススメだ。これがなかなか優秀で、穴釣りなどでそのパフォーマンスを遺憾なく発揮してくれるだろう。筆者はこの方法で、釣れない海で有名な三河湾のソイをひょいひょい釣り上げた。

番外編:魔改造
90年代のバス釣りブーム世代なら一度はやったことがあるはず。

いかがだっただろうか。ワームも積もれば高くつく。すぐに捨てず長く使えば、それだけお財布や環境に優しい釣りができる。
<田中優丞/TSURINEWSライター>