三重県の四日市港や霞ケ浦ふ頭が絶不調なので、気分転換と期待を込めて四日市の石原産業前消波ブロックに釣行すると、びっくりのモンスタークロソイがヒットした。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・日比野昭光)

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消波ブロック帯でウキ釣り

9月8日、フィッシング遊の桑名店でアオイソメを購入し、国道23号線を鈴鹿方面に向かって走り、塩浜交差点を左折、石原産業前の消波ブロックに着いたのは日が落ち始めた午後6時だった。

タックルは、磯ザオ4.5mに中型スピニングリール、ラインは蛍光ナイロン3号。

ウキはケミホタル1号、オモリ1号、極小のヨリモドシにハリス2号1ヒロ、ハリはチヌ3号を使用した。

最初にアタリがきたのは暗くなり始めたころ。緩やかに左に流れていたウキが止まりシモった。根掛かりかと思ったが、上げると丸々と太った良型のカサゴが食ってきた。次にきたのがモンスタークロソイなのだが、そのときの様子を書いてみよう。

33cmモンスタークロソイ登場

ケミホタルのタナは2ヒロ、流すのはテトラからサオ2本分沖め。潮は左から右に流れていたので左に仕掛けを投入すると、ウキがなじんだ後にフワフワ揺れて沈んだ。アタリと確信してアワセを入れると、ドンッと重い抵抗が伝わってきた。魚は沖へ沖へと走る。抵抗は重いが、サオの弾力を利用してリールを巻くことができた。

ウキ釣りで33cmモンスタークロソイ手中【三重・石原産業前】不調エリアからの移動が大正解
ウキ釣りで33cmモンスタークロソイ手中【三重・石原産業前】不調エリアからの移動が大正解
良型根魚ダブルでヒット(提供:週刊つりニュース中部版APC・日比野昭光)

タモに収めたのは良型の魚。ライトを当てる前にうれしくて「クロダイだ~」と言ってしまったが、実際にライトを当てると33cmのモンスタークロソイだ。

ビックリ。こんなでかいクロソイがいるんやなぁ。そういえばカサゴもでかい。

午後8時の納竿までに釣れた魚はクロソイを含めてカサゴ5匹と小セイゴ6匹。上々だ。霞の不調を忘れて楽しい気持ちで帰路についた。

<週刊つりニュース中部版APC・日比野昭光/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年10月10日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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