料理のレパートリーも豊富なスズキ。今回は釣り人ならでは食べ方で、「スズキのあばら」を紹介。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松田正記)
あばらとは
あばらとは3枚にしたあとに、腹骨を削ぐ工程で出た「あら」のこと。当然のごとく魚が大きいほうが身はたくさん付いている。
ひとまず部位ごとに分ける
持ち帰ったスズキは頭とワタをとって下処理。これを部位ごとに分けていく。頭は吸い物用。身は刺し身や天ぷらで、あらは煮付けや塩焼きなど。

すぐに食べない場合は、いずれも保存しておく。その際はキッチンペーパーに包んでラップをかけ、冷凍庫にイン。3か月ほどはラクに持つ。
軽く塩
削ぎ取ったあばらは軽く塩を振ってホイルにのせ、グリルで焼いていく。

プチプチ音
グリルで両面を焼くこと10分前後。徐々に脂が浮き出て、「ブチブチ」と音がする。あとは表面に少し焦げ目が付けばできあがり。

仕上げ
あばらが焼けたら、仕上げ。そのままでもいいが、粉山椒を振ってもいいし、レモンを絞ってもOK。釣り人ならではの贅沢なひと品の完成。

<松田正記/TSURINEWSライター>