イサキ、タチウオは猛暑に勝てず夏眠中。少し秋らしくなった10月1日から秋のウタセ五目が始まると聞き即予約を入れた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大橋浩)

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忠栄丸でウタセ五目釣り

午前1時ごろ愛知県・南知多町片名港の駐車場に到着。車中で仮眠を取り午前4時ごろ目を覚ますと雨が降っていた。午前4時半から受け付け開始。久しぶりのあいさつを交わし、右舷ミヨシで仕掛けをセッティングした。

南知多沖のウタセ五目釣りで8目達成!【愛知】小ダイ・カサゴ・サンバソウ・カワハギなど32匹手中
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当日の仕掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・大橋浩)

三ツ石のポイントから釣り開始

午前5時30分に片名港を出船。航程30分で伊良湖岬三ツ石の流し釣りポイントに到着した。曇天、微風、波高1mほど、時々強風が吹き、波高2~3mのウネリもあった。

「水深10m、根掛かりに注意してください。エビは尾掛けでどうぞ」で一斉投入。3本バリの上からエビの大中小と分けて装着する。

着底後、根掛かりに注意しながらサオを上下すると、1投目から酢漬けサイズの小ダイがヒット。2投目も小ダイ、3投目はカワハギ、次はいいアタリのキュウセン、そしてヘダイ。

少し場所を移動すると小ダイが連続。カサゴに続いてコモンフグをゲット。

アタリが遠くなった午前10時30分ごろ、20分ほど内湾へ移動した。

サンバソウ31cmキャッチ

中ノ島の水深30mほどで再スタート。1投目から左舷側で小ダイがダブルで上がったようだ。私にも焼きサイズ、酢漬けサイズと続く。内湾は波高0.5mほど、天気は回復して風も収まり釣りやすくなった。

「サンバソウが釣り上がりました」のアナウンスに集中、私のサオも一気に押さえ込まれ、腕のバネでアタリをいなす。なかなか魚が上がってこないのを見兼ねた船長がサンバソウ31cmをタモ入れしてくれた。今日イチの元気印の引きだった。

水深28mでカサゴが5連チャン。良い根があったのか? 隣の人がサバフグを上げると、私にコモンフグが釣れてきた。

「残り30分で沖上がりします」とアナウンス。最後は大きめのエビを使うとウマヅラハギが続けて釣れ、午後0時15分に沖上がりとなった。

南知多沖のウタセ五目釣りで8目達成!【愛知】小ダイ・カサゴ・サンバソウ・カワハギなど32匹手中
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一番元気なサンバソウにカサゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・大橋浩)

最終釣果

釣果は小ダイ16匹、ヘダイ、カワハギ2匹、カサゴ7匹、サンバソウ31cm、ウマヅラハギ34、31cm、キュウセン、コモンフグ2匹の8種目32匹。

フグはフグ調理師免許を持つ船長が帰港後に処理してくれるので安心だ。

夜はカワハギとフグの刺し身、小ダイの酢漬け。2日目はサンバソウの姿作りとカブト煮。息子と娘が残りの魚を持ち帰ったので、次はいつ出かけようか思案中。秋本番、おいしい魚を求めてウタセ五目釣りに出かけよう。十目も夢ではない!

南知多沖のウタセ五目釣りで8目達成!【愛知】小ダイ・カサゴ・サンバソウ・カワハギなど32匹手中
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にぎやかに8種目32匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・大橋浩)

<週刊つりニュース中部版APC・大橋浩/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年10月24日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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