10月12日(日)、神奈川県箱根町にある芦ノ湖へ釣行した。ターゲットは、ワカサギとマス類だ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

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芦ノ湖でワカサギ釣り

芦ノ湖に生息する魚種は多い。ブラックバス、ヘラブナ、ニジマス、ブラウントラウト、イワナ、サクラマス、サツキマス、ヒメマス、コイ、ウグイ、ナマズ、ウナギなど。放流魚もいるが、自然繁殖している魚種もいる。

釣法もキャスティング、トローリング、ジギング、エサ釣りと多岐に渡る。これが、芦ノ湖の釣りの魅力だ。

芦ノ湖のボートワカサギ釣りで667尾達成!【神奈川】最大11.5cm&時速100尾の爆釣劇
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芦ノ湖元箱根周辺略図(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

開始30分でワカサギ42尾

釣行当日は、元箱根のボート店からローボートを借りて7時に出舟。まずは、魚探を見ながら元箱根湾内の様子を探る。

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ワカサギタックル(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

吉原窪(白鳥ワンド)寄りの水深14~15mの場所にいい反応がある。そこで、空バリで仕掛けを下ろしてみる。すると、すぐに反応があり4点掛けで釣れた。

魚の活性は高そうだが、再び仕掛けを下ろそうとすると、すでに群れの反応はなくなっていた。群れの動きがかなり速く、群れを見つけて仕掛けを下ろしている間にいなくなってしまう状況も多い。それでも、30分で42尾とまずまずのペースで釣れてきた。

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元箱根の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

サイズは6~8cmが中心

群れの動きが速いので、元箱根湾を諦めて湾外に出る。弁天の鼻沖、コベリの浜沖には好反応があったもののここでも群れの動きが速く、仕掛けを下ろしている間に去ってしまう。

そこで、堅調に釣れている箱根湾に入る。

関所下に箱根湾のボート店のボートが並んでいる。そこで、関所下に向かい、魚探に反応の出ている水深14mの場所にアンカリングして釣りを開始。

アンカーを下ろすと群れは去ってしまったが、5分ほどして別の群れが入ってきた。誘いを入れるとすぐにアタリがあり、追い食いを待って仕掛けを上げると、6点掛けで上がってきた。サイズは6~8cmが中心。

その後、しばらくはまずまずのペースで釣れ続く。はじめは白サシと紅サシの交互付けで釣っていたが、2つ目の仕掛けを空バリで下ろすと、10点掛けで上がってきた。空バリへの反応がいいようで、エサを付けた仕掛けより効率がいい。

そこで、2つの仕掛けともに上下にブドウ虫を付けて空バリで下ろすとペースアップ。2時間ほど時速100尾超のペースで釣れ続いた。

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当日の大小比較(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

こまめに群れを探り拾い釣り

しかし、時間の経過とともに、徐々にペースダウン。10時半を過ぎるころには、群れの反応がなくなった。

そこで、魚探を見ながら群れを探す。

海賊船と遊覧船の航路の間、水深12.5mの場所に濃い反応がある。そこで、アンカリングせず仕掛けを下ろしてみる。すると、右手の仕掛けに5点掛け、左手の仕掛けに7点掛けで釣れた。

だが、風が強くボートが流されてしまい、好反応の場所には2~3分しか定位できない。それでも、アンカリングすると群れが去ってしまうので、こまめに群れの上にボートを移動させてワカサギを拾っていく。

その後も、少しずつ場所移動しながら群れを見つけて仕掛けを下ろすと、コンスタントに釣れた。結局、13時少し前までワカサギ釣りを楽しんで納竿。

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多点掛けが多かった(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

最終釣果

釣果は4~11.5cmを667尾、1632g。夏期に訪れた時には芦ノ湖らしからぬサイズで平均2gを下回っていたが、当日は平均2.44gとややサイズアップ。それでも、例年の平均6gと比較すると、今年は、数は釣れるが小型が多い。

13時からは、トラウトハンターに転じて釣りを続けたが、チビブラウンが2尾だけと思い通りの釣果は出なかった。

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ワカサギの釣果1632g(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也

<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年10月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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