津屋崎海岸の投げ釣りでシロギス50尾手中【福岡】最大20cm級が遠投で連発

10月中旬、2週間ぶりに福岡県福津市の津屋崎海水浴場へシロギス（以下キス）狙いで釣行した。エサは釣具店で砂ゴカイを30g購入。

（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース西部版APC・近藤誉）

津屋崎海水浴場でシロギス狙い

釣行当日は曇り模様。曇り模様の日はキスの良型がよく釣れる傾向にある。10時ころから多少風が強くなる予報と6時の最干潮からの釣りでキスは沖めにいるのではないかと予想した。

津屋崎海岸の投げ釣りでシロギス50尾手中【福岡】最大20cm級が遠投で連発

ポイントは前回同様に津屋崎海水浴場の中心付近を選択した。風はない予報だが、魚の掛かりをよくするためと多少遠投が必要になるのではないかと思い、無垢シンカー30号をセット。

無垢シンカーは海底の様子を把握しやすいのも特徴、特にキスはカケアガリを狙うと効率がいいのでポイントを発見しやすくなる。仕掛けは3本バリ仕様。

津屋崎海岸の投げ釣りでシロギス50尾手中【福岡】最大20cm級が遠投で連発

キス20cmクラス2連達成

第1投、仕掛けは4色（1色＝25m）ほどスムーズに飛び、着底を確認してイトフケをとり、ゆっくり引いて探る。3色ラインまでゆっくり引いて探ってみるが反応はない。1色ラインまで探るとアタリ。注意しながら巻き上げるとメゴチ。

同ポイントの右斜めにキャスト。同じく1色でアタリがあり、仕掛けを回収すると今度はクサフグ。

4色から手前にキスはいない様子で手前にはメゴチとクサフグがいるのが確認できた。この場所に関しては2色と1色の境目に砂利底のような感触があった。

その後、空振りが3回ほど続いたので右斜めに仕掛けを投げてみる。今度は6色ほどまで投げる。沖めでアタリがないので5色ラインまでゆっくり引いて探る。

この距離ラインにて連続でアタリ。キス2連を達成、20cmクラスの良型。同ポイントで次も2連でキスを釣り上げる。

ハリ数を多くすればもっと数は釣れそうな感じではあるが、良型が釣りたいので仕掛けはそのままでいくことにする。この時点で釣れてくるサイズは15～20cmでサイズがいい。

福間海岸側でキス入れ食い

しかしもっと大型のシロギスが釣りたいのでここで移動。左側（福間海岸側）に30mほど移動する。この場所でも6色ほどまで投げる。

このポイントが正解。18cmクラスが入れ食いとなる。最終的に予定時間の9時まで粘って15～20cmのキスが50尾の釣果だった（キープ30尾）。

そのほかセイゴが5尾。口が大きいのでハリをのみ込んでしまうのでキープしておいしくいただくことにした。

津屋崎海岸の投げ釣りでシロギス50尾手中【福岡】最大20cm級が遠投で連発

遠投対策をお忘れなく

この日の釣り方として、6色は遠投して5色ラインまでを丁寧に探る。4色より手前にはキスはいなかった。遠投したほうが圧倒的に型も数もよかった。

リリースはしたがピンギスもかなり多く、数を多く釣りたい人はハリを小さめにすることをお勧めする。

今後水温が下がり、さらに満潮の時間を狙っていけば手前でも釣れてくるはずでる。

キスをさばいてみたところ、白子をもっている個体も多かったので、落ちギスシーズンはもう少し先になりそうだ。

これから秋のハイシーズンに突入すると手前の釣りで良型がたくさん釣れるようになるが、沖めにはやはり良型が多くいる様子もあるので、遠投対策、固定テンビンの準備をお忘れなく。

＜週刊つりニュース西部版APC・近藤誉／TSURINEWS編＞