明石沖の水温が、昨年より2度近く高い28度に近づいた8月下旬から何かの変化が感じられました。ひとり気ままにボート釣りのジギングで、リリースはいじめだからしないで、目標数釣ったら帰港と好調を夏まで繰り返していたのですが、その食料確保の晩ごはんの源が遠のき始めました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)
青物ジギング運に見放された?
はい ヘタッピは承知です。でも、群れさえいればジギングでハマチ(イナダ)は釣れるはず。マダイやヒラメなら難しい私でもジギングハマチは、そう簡単にボーズにならないですが、ついにボーズ連発です。
ジグを追いかける群れが消え、ベイトの反応があるはずの鉄板の潮でも実績場にもいない。なにがなんだかになってしまい、しばらく青物狙いを避けていました。明石海峡周辺ならなんとかなるとの情報もありましたが、リスクの高いエリアに行く気にもならないし、自分のエリアでなんとしても釣りたい意固地です。
青物の群れが減った
活きエサののませ釣りでは、釣れてはいるようですが、居つきの青物のようで、ジグを追いかける群れとは違います。それでも、船中何匹か。ジギング船の釣果情報が芳しくないのを見れば、やはり、低調です。
水温が酷暑の影響で上がり、プランクトンが激減したのでしょう。そして、ベイトが明石沖のポイントから消え、それを追いかけて青物もどこかへ消えたという図式が、諸説が多い中での主流になってきました。
8月下旬から内海の水温が28℃超でしたので、プランクトンが減り、ベイトが移動したのでしょう。常にベイトを追いかけている青物は、空っぽの海にはいません。
11月に入り釣果上向きか
生きエサのませ釣りの乗合船釣果情報は年中絶好調の模様。船中何匹で個人何匹から何匹と表示する老舗ジギング船が、私の情報源です。このような船中何匹とはっきり表現される船は、信頼できる情報発信ですから人気があります。
その船はかなり苦戦しましたが、11月になってムラがありながらも上向きに変化し始めました。ブリやメジロ(ワラサ)が釣れただけではなく、ジギングの好敵手ハマチが何匹いるかの情報が、青物の群れの活性度を判断できます。新しい群れが回遊してきたのでしょう。
熊は、ブナの実が凶作で腹をすかして人里に出てきていますが、エサがあれば住み慣れた安全な山を離れるはずがありません。青物も越冬前の体力増強の時に、いつもの居場所の明石沖から離れたくないでしょうが、エサがいなければ無駄な体力を使って回遊します。
今回の調査釣行で、こんなところが解ってきました。と、考えると水温が下がり、プランクトンが増えて、ベイトがそれに集まり、いつもの明石食堂が営業再開とばかりに青物の面々がやってきた感じです。ただし、夏の群れとは違う個体で、サイズが小さくなっていますが、一番元気な連中です。
久々のハマチをキャッチ!
情報に接し、いてもたってもいられなくなり難ありの潮周りですが、調査釣行に行きました。9時から上げ潮になり青物の潮です。
明石沖の鉄板ポイント 水深20~30mのカケアガリで上げの潮が動き始め30分、魚探反応には最近見ていないベイトの反応が出ています。
ボートが1ノット後半で流れ始めた時、喰った!しっかりとアワセ、引きを楽しみながら玉網に入れました。48cmほどのレギュラーサイズのハマチです。久しぶりにうれしい1匹です。
ライトタックルでハマチ連打
ジグの動きは、レギュラーパターン以外に3~4種類 速いゆっくり 大小 さらにフォールの大小などは、ジギングの基本で、どれで喰うかを探っていきます。毎日変化があるし、時間ごとの変化もあるので、常に繰り返します。
タックルは、喰い渋り予測で軽く小さい100g前後のジグを潮切れの良い細いラインで扱うライトタックルです。どうやら、正解だったようです。そして、次の流し替えの同じ場所で、喰った!今度は、少し小さいけれどハマチ43cmです。まあ、若魚ですが、サイズがどうのより群れがいることが大事です。
強風にて納竿
そのころから予報になかった強い風が吹き始め、船位が保ちにくくなってきました。もう1匹追加できればと思いながら、バーチカルなジギングをあきらめ、斜め引きをするブレードジギングに変更です。
すると、ガツンとアタッて引きを感じた途端にフックアウト。シングルフックの弱点ですが、いますよ群れが。ブレードジグの楽しみは、後日に取っておきます。しかし、風が強い。帰路1時間潮と逆の西風での航行となるので、残念ながら帰港の途です。
案の定、波をかぶりながらの低速航行でしたが、群れがいた喜びが大きかったです。それもサイズの違う新しい群れが来ているということは、夏のハマチはどこかへ移動したのか、大きくなって生きエサに反応しているのか、いずれにしても空白期間があり、寂しい海の中だったのでしょう。
ボーズ病の原因となったことがわかりました。残念な強風退散ですが、この群れが居ついてくれれば、12月まで期待が持てそうですが、こればっかりはわからないことです。
<丸山明/TSURINEWSライター>
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