「4kg級も浮上！」外房大原沖の泳がせ釣りで2kg級主体にマハタ全員安打【千葉】
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外房大原沖のヒラメは、11月に全面解禁。連日好調だが、以前ゲストとして釣れていたマハタが数年前から台頭。

専門で狙う船が増えてきた。11月16日（日）、同港のはなぶさ丸から出船。2kg級主体に4kg級も上がり、全員ヒットの好釣果となった。

（アイキャッチ画像提供：週刊つりニュース関東版・坂本康年）

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泳がせ釣りでマハタ狙い

まだ真っ暗な4時半に山口信幸船長の操船で出港。満天の星を見上げながらポイントへと急ぐ。

釣り場到着後、活イワシが配られ実釣開始。水深は60m超と少し深いが、それだけ大物への期待が高まる。開始30分で私の竿が一気に引き込まれてヒット。2kg級ながら、途中の突っ込みを何度も味わってゲット。

このポイントはキントキが多く、全員にアタリがあり、いい人は3尾。皮は硬いが、刺し身で食べると最高といわれるくらいなので、うれしいゲストだ。

「4kg級も浮上！」外房大原沖の泳がせ釣りで2kg級主体にマハタ全員安打【千葉】
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外房大原港略図（提供：週刊つりニュース関東版・坂本康年）

ふた流し目は小移動した水深50mラインを狙う。

7時40分に右舷トモの市原市・矢羽々一康さんに2kg級。

三十年来、同宿に通う常連で、ヒラメにマハタ、イサキにフグと、大原沖の魚は何でもOKという。

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タックル図（提供：週刊つりニュース関東版・坂本康年）

4kg級マハタをキャッチ

8時過ぎ、私に2尾目がきて、さらに15分後に3尾目。ほぼ同時に矢羽々さんにアタリがくるが、これは高級魚のアカヤガラ。面白いのが釣れたと思っていると、少したって同氏にまたアタリ。これは本命で2尾目。

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矢羽々さんは三十年来通う常連（提供：週刊つりニュース関東版・坂本康年）

船長の、「スイッチが入ったよ」の掛け声と同時に左舷胴の間の四街道市・岡部晃夫さんに強烈なアタリ。上がってきたのは4kgはあろうかという大型。自己記録更新らしく、満面の笑みとなった。

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岡部さんに4kg級（提供：週刊つりニュース関東版・坂本康年）

スイッチは入ったままのようで、同時に左舷トモの矢羽々さんの奥さん・尚子さんに2kg級。前半はキントキ3尾だけだったので、本命を上げてご主人もうれしそう。

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矢羽々尚子さんが2kg級に笑顔（提供：週刊つりニュース関東版・坂本康年）

さらに15分後、岡部さんに2尾目の同クラス。「大型2尾はできすぎです」と笑顔。

左舷ミヨシの八千代市・田中美栄子さんは、朝エビスダイを上げただけ。

「何とか本命を」と頑張り、このチャンスを生かして本命をキャッチ。船長は途中、何とか釣らせようと、誘い方などを身振り手振りでレクチャー。

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田中さんにマハタ＆エビスダイ（提供：週刊つりニュース関東版・坂本康年）

最終釣果

操船は、潮回りをして、すぐに「はいどうぞ」ではなく、ピンポイントに船を乗せるイメージ。魚の居場所を見極めて、着底と同時に食ってくるのを狙っているかのようだ。

船中釣果は1～4尾で2尾が2人。4kg級2尾に、あとはほとんどが2kg級と満足の釣行となった。

＜週刊つりニュース関東版・坂本康年／TSURINEWS編＞

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年12月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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