毎年計画している五島列島への遠征ルアー釣行へ出かけた筆者。キャスティング11kgヒラマサのほか、ジギングでも多彩なゲスト魚が登場した釣行をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・宮崎逝之介)
毎年恒例の五島遠征釣行
筆者が毎年楽しみにしている五島遠征も今年で10年目。直近の2回は時化で中止になっていたため、約1年8か月ぶりの訪島である。
福江島の恵美寿丸
11月後半、筆者は釣友・寺さんとともに2日間、五島・福江島を拠点とするチャーター専門のルアー船・恵美寿丸に乗船した。同船はヒラマサのトップシーズンである春と秋などは数年先まで予約が埋まっているほどの人気船だ。
アングラーから問い合わせをもらっても乗船希望に応えられないケースが多いため、ブログやSNSでの釣果アップは控えめにしているようだ。
大型ヒラマサが潜む五島海域
五島は10kgクラスにとどまらず20kg・30kgオーバーの大マサが狙える海域として知られる。
が、約1年8か月ぶりの遠征釣行となる我々は、五島に来ただけでもかなり満足しており、私はサイズを問わずヒラマサの顔が見たいという希望で、寺さんはヒラマサもさることながらなによりも大好物の根魚に狙いを定めていた。
秋は、11月も終わろうとしているのに秋マサシーズンの到来が遅れているようで、もはや秋というよりも季節は冬に移り変わろうとしている。
ヒラマサキャスティングから開始
さて、初日は強風の影響で時間を遅らせて、福江港から朝9時頃の出船となった。最初のポイントは水深30m前後。大マサ狙いのルアーキャスティングからスタートだ。1投目、オーバーヘッドでフルキャスト。強風のおかげでダイビングペンシルがよく飛ぶ。
海面にナブラなどない状態での誘い出しで、ルアーアクションでアピールしてヒラマサのバイトを誘う。大海原へのキャストとリーリングを何度も繰り返す。もうこれだけで非日常な気分になり楽しい。
ジギングで良型オオモンハタ
いくつものポイントを移動しながら探っていく。2時間ほどキャスティングをしたのち、やや深めのポイントになったので気分転換もかねてメタルジグを落としてみた。
水深40~50mほどで潮は効いてないものの強風の影響で船が流されるのでラインが前方に出過ぎてしまうので、メタルジグを200gまでの重さにチェンジした。
青物の活性は低いのか反応がない。ファーストフィッシュは寺さんがイラをキャッチ。次に筆者も根魚のオオモンハタをキャッチ。2.5kgのナイスサイズ。
その後、寺さんもオオモンハタを上げ、私もアカハタや2匹目のオオモンハタをキャッチ。
キャスティングに青物がチェイス
根魚は釣れるものの、青物の反応はなく、相変わらずの強風でラインが出過ぎるためジグのアクションも思うようにならない状況に、筆者は再びキャティングに変更。
渋田船長のアドバイスでダイビングペンシルのサイズを190mmに落とし、リーリングは最近良さげというただ巻きを試す。陽が傾いて来たころ、船べり近くまでルアーをチェイスしてきた青物が横に逸れて行った姿がはっきりと見えた。
釣友に11kgヒラマサがヒット!
タイラバとスロージギングに没頭していた寺さんに、「今、チェイスありましたよ。ヒラマサ、チャンスですよ。」と声をかける筆者。
よし、それならばと再びキャスティングに参戦した寺さんにすぐさま強烈なヒット。5分ほどのファイトの末、ネットに納まったのは11kgの本命。待望の大マサだ。これが初日のクライマックスだった。
2日目に筆者に待望の青物
2日目は前日と打って変わり波風ともに穏やかな凪で朝6時頃出港。朝マヅメのキャスティングでヒラマサらしきバイトが2回あったが乗らず、チャンスタイムをものにできなかった。
その後ジギングに転じると、風もなく潮も弱く110gの軽めのジグでも真下に落ちていく状態。そのためジグを軽くキャストして斜めにジャークしてみることにした。何度かメタルジグをローテーションしブルーバックのイワシのようなジグにしてみるとすぐに青物のような強烈なアタリが来た。
4kg級ヤズを連打
今回初の青物の引きを堪能しキャッチしたのはヤズ(ワラサ)4kg。ヒラマサではないが一応青物の顔を見てうれしい。
その後、もう1本ほぼ同サイズのヤズを追加。
さらに、2kgのアオハタもキャッチ。
飛行機トラブルで納竿
よし残るはヒラマサだ。と思った矢先、スマホのショートメールに気付いた寺さんが慌てた様子で話しかけてきた。なんと、夕方の復路の福岡行の飛行機が機材トラブルで欠航が決定したとのことだった。
予期せぬ知らせに一瞬頭が真っ白になったが、船長のアドバイスでスマホからこの日あともう1便しかない長崎行の15時台の便を予約し、釣行を切り上げ、うしろ髪を引かれながらも急いで帰港した。
ヒラマサは次回リベンジ
帰港後、慌ただしく荷物をまとめ、宅急便の荷物を預け、五島つばき空港で欠航の福岡行から長崎行への振り替え手続きをしてもらい、私も寺さんもどうにか無事それぞれの目的地にたどりつくことができたのでした。
こんなトラブルなどもありながらも今回もとても楽しい釣行だった。筆者が手中にできなかったヒラマサは次回の楽しみに残しておこう。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>
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