私が住む岐阜県郡上市は、いよいよ冬本番となってきた。冬の郡上の釣りと言えば寒ゴイ釣り。

寒ゴイは身が締まり脂も乗って食べてもおいしい。コイの洗いやコイこくで食するのが一般的だろう。ただ、冬のコイは動きが鈍くなり食い気が良くないので釣るのが難しいとされている。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを...の画像はこちら >>

長良川でコイ釣り

狙いをつけたポイントは岐阜県・長良川郡上八幡の通称・中元淵。前回80cmオーバーのコイを上げた実績のポイントだ。まきエサは暇があればしている。その都度、コイの動きを観察して動向を探っていたが、11月下旬に少し動きが良くなってきた感じがした。

11月29日は天気が良く風もない。気温も上がり暖かい日になる。この日の午後に狙いを定めて釣行した。仕事の休憩時間を利用した釣りなので短時間勝負となる。

「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
長良川郡上八幡の中元淵(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

釣行開始

午後2時20分、中元淵に到着。素早く支度を済ませる。タックルはノベザオスタイル。

エサはボイリーだ。まずはまきエサをしてコイの動きを見る。まきエサをすると、一度逃げるが戻ってきてエサを食べている。

しばらく観察して日が暮れ始めたタイミングでエサを投入。すぐにニシキゴイが寄ってきたので仕掛けを上げる。色ゴイを釣ると場荒れする。狙いはマゴイだ。

「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
タックル図(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

コイがヒット

そして待つこと数分、目印がスススーと下流へ動いた。きた!すかさず大アワセするとノベザオが根元からひん曲がる。水面に浮かせると…デカい。取りあえず下流の取り込み場所に誘導しようと下流へ引っ張るが上流へ疾走する。

強引に下流へ寄せて何度か息を吸わせるがなかなか弱らない。こちらが休んでいるとコイは対岸へ走る。

ノサれたら終わりだ。

「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
エサはボイリーミルクスイート(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

85cm超えコイを手中

必死でサオを絞り引きに堪える。こちらに寄せると、今度は再び上流へ走りだした。長良川のコイ釣り死闘だ。

しばらく格闘してようやく観念したのか手前に寄ってきた。そして無事ネットイン。ネットの中のコイを見ると確実に80cmオーバーだ。思わず「よっしゃー!」とガッツポーズ。

「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
85cmの丸々と肥えたマゴイ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

計測すると85cmの丸々肥えたマゴイ。推定10kgはありそうだ。この日は満足して、この1匹で納竿とした。

これからはさらに寒くなり釣りづらくなると思うが、暖かい日が数日続くとチャンスはあると思うので、また機会があれば挑戦したい。

「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
「上流へ走る巨体に耐え切った」ノベザオで85cm超え寒ゴイを手中【岐阜・郡上八幡】
寒鯉を釣り上げ満足の筆者(提供:週刊つりニュース中部版APC・松森渉)

<週刊つりニュース中部版 APC・松森渉/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年12月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。

編集部おすすめ