三保海岸でサーフルアーゲームに挑んだ。朝マヅメは青物らしき反応が出るものの、ルアーロストが3連発し、厳しい展開に。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・藤田和也)
三保海岸でサーフルアーゲーム
自宅を21日の午後9時ごろに出発し、朝マヅメに間に合うようにのんびり向かう。到着してウエーダーを履き、タックルの準備にかかる。
タックルはロッドがGクラフトモンスターサーフMSS1052TR、リールはシマノツインパワー5000XG、ラインはシーガーPEラインX8の1.5号にシーガープレミアムマックスショックリーダー6号だ。
暗やみのサーフによく目を凝らして見ると、人影がちらほら。まだ入れるスペースはあり、そこに陣取ってやってみることとした。
まずは表層から探りを入れるが手応えなし。中層を探るも反応なし。ボトム付近を探るも反応なし。なし、なし、なしだがサーフではよくあること。
ルアーを替えながらトップからボトムまで、ちょっとのアクションの変化で食ってくることが多い。
ルアーロスト3連発にガッカリ
太陽が昇り始めたくらいに海の表情が変わり、ちょっと離れた所で魚が跳ねだした。青物っぽいなと思ったので、飛距離が稼げるメタルジグにチェンジして遠投。
そしてジャークしようと思った瞬間、フッと重さがなくなった。回収すると、ルアーの結束部分の上で切れていた。
サゴシやタチウオのような歯が鋭い魚にやられたようだ。ラインをチェックして新しいルアーを付け、今度は優しめなジャークで誘ってみる。だがステイさせて巻き始めで、またもやラインをカットされルアーロストしてしまった。
ルアーをシンペンに替えて、ただ巻きで誘ってみたが反応なし。またメタルジグに替えると、コッコッとアタリがあったと思ったら、またラインを切られてしまった。私がヘタなのもあるがさすがにガッカリだ。
大物がヒット
そして太陽も昇り、他のアングラーが帰っていくなか、フラットフィッシュ狙いに切り替え空いたポイントをランガンする。
ネチネチボトムを探りながら、いろいろなコースにルアーをキャストしランガンを繰り返す。バディーワークスのオフベイト30gに替えた2投目、ボトムを取り巻きはじめた瞬間、ドンッ!という強烈なバイトからのフッキング。
粘り勝ちの良型ヒラメ55cm
伝わってくる重さからすると、なかなかのサイズっぽい。慎重に魚との距離を詰める。波打ち際まで寄ってきたが、急に深くなるカケアガリでバラしそうだ。
波を見て引いて戻ってくるタイミングで浜にズリ上げるが、中途半端に上がったため急いで尻尾を持って安全な場所まで上げ、「やった!ありがとー!」と叫んでいた。
サイズを計測すると55cmの肉厚のヒラメ。久しぶりの良いサイズに大満足! 海にはいろんなドラマがありますね。また次の釣行に期待して、ここで納竿とした。
<週刊つりニュース中部版APC・藤田和也/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年12月19日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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