ソルトルアーのロッドは、アジ用やメバル用などカテゴリーごとに細分化が進んでいます。ライトゲーム中心の私は、アジングロッドとメバリングロッドの2タックルで釣りに出かけることが多いのですが、状況によっては対応しきれず歯がゆい思いをすることもあります。

そこで今回は、最近使ってみて「何でもロッド」の魅力を改めて実感した1本について紹介します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

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筆者が使うバーサタイルロッド

私が車で釣りに行く際、よく持って行くロッドは、宵姫 華弐68FLとブルーカレント71TZ/NANO JHspecialです。

この2本はとても気に入っており、飽きやすい私が2年以上全く浮気もせずに(不適切な表現ですみません……)ずっと使い続けているロッドです。

ロッドを持ち替えたくない釣り人へ ライトゲーム万能ロッドという選択
ロッドを持ち替えたくない釣り人へ ライトゲーム万能ロッドという選択
2本のロッドグリップ(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

宵姫 華弐68FL

まずは宵姫 華弐68FLですがラグゼから販売されているアジングロッドです。全長6.8ft、2ピースで46gと非常に軽くソリッドティップ、適正ルアーは0.1~3gでレギュラーテーパーのロッド。魚をかけたときに全体で支えるロッドですがだるさがなく、ソリッドティップであっても感度も良く気に入っています。

1年ほど前のことです。堤防で小物釣りをしていた時、私を見ていたベテランカワハギ釣り師が「きれいによく曲がるロッドだね。楽しいだろ。」というので私は「はい。すごく楽しいです。」と答えると「どこのロッド?」「俺もアジングロッド買ってみよう。」という会話になったというエピソードがありました。

使っている人が楽しいと思えるロッドは見ている人さえも楽しくさせるんですね。

ロッドを持ち替えたくない釣り人へ ライトゲーム万能ロッドという選択
ロッドを持ち替えたくない釣り人へ ライトゲーム万能ロッドという選択
2本のブランクス比較(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

ブルーカレント71TZ/NANO JHspecial

次はヤマガブランクスから販売されているブルーカレント71TZ/NANO JHspecialです。全長7.1ft、2ピースで63g、チューブラーティップで適正ルアーはジグヘッド0.3~5g、リグ~7g、プラグ1.6~4.5gでかなりスローテーパーなロッドです。
このロッドはジグヘッドや軽量リグ等の巻きの釣りに特化したロッド。

チューブラーなのでとても感度が良く、魚をかけるとロッド全体で曲がりながら魚を浮かせることができる「まるで自分の釣りがうまくなったように感じるロッド」だと思います(笑)。

タイプとしては基本的にはメバリングロッドに近いですが、不意の大物にもバットが粘り十分対応できるロッドです。

どちらのロッドも非常に良い「味」を持っていて大好きなのですが、ライトゲームならいろいろやりたい私は軽量のルアー中心のロッドでは不満に思う時があるのです。

ロッドを持ち替えたくない釣り人へ ライトゲーム万能ロッドという選択
ロッドを持ち替えたくない釣り人へ ライトゲーム万能ロッドという選択
2本のティップ比較(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

何でもできるロッドが欲しい

釣り場に着くと私はジグ単を毎回のように使います。そのほかに「あっ!ナブラが立った!」となったらメタルジグに交換してキャストする。

「あっ!イカがいた!」となったらルアーを餌木に替えてキャストする。怪しいシモリがあれば根周りを直リグやフリーリグで探れる。そんなこともしたくなるのですが残念ながら前述の2本では限界があります。

そのためそのような状況を攻めきれないまま釣りたい魚を横目に見て我慢して釣れる魚を釣っている時もあるのです。

もっと高次元のロッドが欲しくなる

そこで私は「カテゴリーにとらわれない高次元の何でもロッド」がほしいと思っていました。ここまで読むと読者の皆さんは「ロッドを強くすればいいじゃないか。」と思われるでしょう。

でもそうすると私の大好きな小物釣りの「釣り味」は犠牲になってしまうのです。とても我がままなのは分かっていますが、海の様々な状況に対応もできるが軽量ジグ単での釣りも十分に楽しめる。そんな「何でもロッドがないかな……。」と思っていたのです。

理想の1本と出会う

私はヤマガブランクスのネットワークメンバーに加入しています。その中に会員限定のロッド(限定という言葉に弱いタイプ……)ブルーカレント73All-Range TZ/NANO PROFESSOR ELITEがあってそのスペックに驚きました。

全長7.3ft、2ピース、73gで適正ルアー0.5~12g!普段私が使っているJHspecialとほぼ同じ長さで同じチューブラーティップ、重さはやや重いもののそれでも十分な軽さ、そして何より適正ルアーが0.5~12g!つまりこのロッド、ライトゲームからミドルゲームまでをカバーする「何でもロッド」なのです。

これであれば今まで投げにくかったメタルジグや餌木も2.5号くらいまでなら十分投げることができます。私が望んでいたロッドはこれです!

では実際このロッドがどんな仕様なのか私の使用するJHspecialと画像で比べてみたいと思います。

ロッドを持ち替えたくない釣り人へ ライトゲーム万能ロッドという選択
ロッドを持ち替えたくない釣り人へ ライトゲーム万能ロッドという選択
3本目のバーサタイルロッドを新調(提供:TSURINEWSライター・アングラー「K」)

パワーと釣り味のバランスが絶妙

実はこのロッド、前回の魚子チクの記事で鱗付けに使用してみました。使用した感想はまず感度が非常に良い!前回の記事で私は10種の魚を釣りましたが、確実に5種以上(正確に思い出せなくてすみません……)の魚のアタリの違いが分かりました。

また10cm程度のチャリコでも気持ちよくロッドが曲がり、小物釣りも全く犠牲になっていないことがよく分かりました。残すは今まで避けて通っていたメタルジグや餌木を使用した釣りや大物との積極的な勝負です。

しかしこれも不意の大物にも粘るJHspecialでスペックがかなり高いのはわかっていますので、それ以上となれば十分期待できるものと思います。これを使ってこれからはさらに様々なルアーを駆使して自分の釣りの幅を広げていきたいと思います。

1本で完結したい人へ

いかがでしたか。私がこれから出す記事の中で車で釣行する時は今回出てきたロッドたちを使ってるんだろうなあと思って見ていただけるととても嬉しいです。
また今回の話はかなり偏ったこだわりのある釣り師の話です。

専用ロッドで釣ることで数的な釣果アップができることはある意味当然のことだと思いますし、そういう方向での釣りが好きな方はこの話は忘れてください。

また私の場合は単にタックルを替えるのが面倒くさいという「ものぐさ」の性分からもきており、最近のアジンガーの皆さんが使っているランガンボックス等で数本のロッドを立て持ち歩いて釣りをする場合にも必要ないということをお断りしておきたいと思います。それではまた。

<アングラー「K」/TSURINEWSライター>

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