11月末、沖縄県。温かい風とゆったりとした時間が流れる南国の海で、人生初となるお兄さんサイズのGT(ロウニンアジ)と向き合う機会が訪れた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・松尾海輝)
沖縄でルアーゲーム
11月29日 朝一、海上が薄明るくなり始めたタイミングで、小さなミジュンの群れが水面近くを逃げ回る様子が確認できた。ときどき水面が割れ、捕食を思わせる気配。GTが絡んでいる可能性を感じたが、初日はサイズも走り方もまったく予想がつかない。
使用したタックル
そこで選んだのは Monster Kiss HT-6×4S と 19ストラディック4000MHG のスピニングタックル、ルアーはよく動くシンキングペンシルだ。初めての感触を確かめるため、ドラグも強く締めすぎず、やり取りは少し余裕を持たせた。
人生初のGTをキャッチ
掛かった瞬間、ラインが走り、ロッドがしっかり曲がる。想像より力が強く、こちらのペースで引っ張り切ると切られる恐れもあったので、出されるところは出し、止められるところで止める。
聞きながら釣ると言うべきスタイルで、慎重に寄せた一本目。サイズは驚くほど大きいわけではないものの、僕にとっては人生初のGT。ついに釣れたという素直な嬉しさがあった。
初日は相手を知る日。どんな力で引くのか、どんな角度で走るのか、そして何より、この魚を釣りたいという気持ちが再確認できた日でもあった。
2日目はベイトタックルに変更
翌11月30日は、前日の感触が残っていたので、今日はもう少し踏み込んだ釣り方に挑戦した。タックルは Monster Kiss Dear Monster MX-Infinityと 23アンタレスDCMD のベイトタックルへ変更。
ベイトタックルの強さを活かし、主導権を持って寄せる釣りを選択した。昨日と同じく狙うレンジはナブラの真下。沈めて、通して、巻く。
積極的なファイトでGT手中
ヒットした魚は前日より引きが強く、トルクもある。それでも、今日は心構えが違った。出させないで寄せる、ベイトの巻き取りで魚を上に引く。昨日の慎重なやり取りとは逆のアプローチ。
タックルを変えただけで、ファイトの組み立てがまるで違う釣りになる。ベイトタックルならではの巻き主体で寄せ切り、無事キャッチすることができた。
サイズアップを狙う
この二日間の釣行で感じたのは、GTゲームは状況を知り、タックルを合わせ、戦い方を変える釣りであるということ。初日は探り、二日目は理解して挑戦。その対比が今回の釣行をより深い経験にしてくれた。
まだまだ入門編のサイズではあるが、初めて向き合えたこの魚との時間は忘れられない。次はもう少しだけ大きい個体に挑んでみたい。沖縄の海は、釣り人の胸を躍らせる理由を、いつも静かに用意してくれている。
<松尾海輝/TSURINEWSライター>
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