寒すぎて釣りに行く気力が起きない。コタツでリールを磨くのも飽きた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・押田利一)
ダイソーの手芸コーナー
釣具店に行くと散財してしまうが、ダイソーの品揃えも、釣り人が親しみを込めて「魔界」と呼ぶほどの充実ぶりだ。今回購入したのは「アクリル毛糸」。極太サイズで、視認性が高い蛍光イエローを選んだ。
ここでの作戦は、「毛糸をライン、カラビナを金具(スナップ)」に見立てること。実際の金具の代わりにカラビナの太いフレームを利用することで、結び目の構造をデフォルメして理解しようという魂胆だ。
220円でそろう練習セット
用意したのは、「極太毛糸(ライトイエロー)」と「固定用のアルミカラビナ」だけ。費用は合計220円(税込)。釣具メーカーから出ているノット練習器具は3,000円~5,000円ほどすることが多いため、それと比較するとまさに価格破壊レベルといえる。低コストながら、繰り返し構造を確認して練習するには十分なセットだ。
見えると上達が早い
ノットがうまく結べない最大の原因は、見えないことにある。例えば、厳寒期のナイトゲームでシーバスを狙っているシーン。
筆者も最初は、現場で使う極細のPEラインや透明なリーダーで練習していたが「どこの糸を拾ったのか?」で迷子になり、気付けば謎の団子結びになっていた経験が何度もある。構造が曖昧なまま締め込むと、すっぽ抜けや緩みの原因になるのだ。
極太毛糸だから見える!
その点、極太毛糸なら、糸の重なりやテンションのかけ方が一目で分かる。「ここで糸が交差するのか」「ここを締めるとロックされるのか」を視覚的に理解できるのが、この練習法の大きなメリットだ。
構造を理解する
「あ、ここで糸が交差してロックされているのか」太い毛糸でユニノットを作ると、メインラインを引いた時に結び目がどう反転して金具に食い込むかが、手に取るように分かる。
失敗して変な形になっても、太いのですぐに解いてやり直せるのがいい。何度か繰り返していると、アクリルの繊維が指に食い込んで少し痛くなってきたが、それもまた「練習した」という実感につながる。
構造を脳内でパズルのように理解しながら繰り返すことで、本番の極細ラインを使う際にも、迷いなく指が動くようになるはずだ。
冬の室内練習が春の釣果を左右
暖かい室内でコーヒーでも飲みながら、じっくりとノットの反復練習を行おう。こうした小さな積み重ねが、春の大物シーズンでの成功率を大きく高めてくれる。
「ノットに自信がない」「理屈がいまいち分からない」という人は、一度ダイソーの手芸コーナーを覗いてみてほしい。
<押田利一/TSURINEWSライター>
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