ノースフォークコンポジット(NFC)は、世界的に評価されるカーボンブランクメーカーであり、バスロッドの素材としても圧倒的な人気を誇ります。その中でも「IMブランク」は、扱いやすさ・強度・感度のバランスが優れた“王道ブランク”として多くのアングラーに支持されています。

本記事では、IMブランクの特徴、メリット・デメリット、さらに他素材との比較や向いている釣りについて詳しく解説します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・盛田亮祐)

バスロッドの王道ブランク『IMブランク』とは? 【特徴・おす...の画像はこちら >>

ノースフォークのIMブランクとは

IMブランクとは「Intermediate Modulus(中弾性カーボン)」を意味し、NFCのラインナップにおける基準的な位置づけのブランクです。

極端に軽さや反発力を追求するのではなく、 実釣における扱いやすさと総合性能の高さ を軸に設計されています。

NFC特有のスクラップラップ(アンサンド)構造、カーボンシート・レジンの管理精度により、「よく曲がるのにパワーがある」「粘るのに軽い」という独自のバランスを生み出しています。

バスロッドの王道ブランク『IMブランク』とは? 【特徴・おすすめリグ&状況を解説】
バスロッドの王道ブランク『IMブランク』とは? 【特徴・おすすめリグ&状況を解説】
IMブランクのロッドで仕留めたバス(提供:TSURINEWSライター・盛田亮祐)

ノースフォークIMブランクの特徴

ここからは、IMブランクの特徴を解説する。

曲がりが素直で扱いやすい

無駄なクセがなく、キャストの軌道が安定しやすい。

粘りとトルクが強い

巻かれそうな状況でも踏ん張る力があり、カバー周りでも安心。

適度な軽さ

HMやX-Rayほどの軽量性はないが、長時間の釣行でも疲れにくい。

汎用性が高いテーパー設計

バス釣りにおける幅広いリグに対応可能。

バスロッドの王道ブランク『IMブランク』とは? 【特徴・おすすめリグ&状況を解説】
バスロッドの王道ブランク『IMブランク』とは? 【特徴・おすすめリグ&状況を解説】
幅広いリグに対応できる(提供:TSURINEWSライター・盛田亮祐)

IMブランクのメリット

ここからは、IMブランクのメリットを解説する。

1. オールラウンド性が非常に高い

1本でライトリグから巻物まで対応する万能さが大きな魅力です。特化型ブランクのように「用途が狭すぎる」ということもありません。

2. 粘りが強くファイトでの安心感がある

IMブランクは反発力より粘りが勝る傾向があり、急な突込みにも追従してくれます。カーボンの高弾性材より折れやトラブルが少なく、実釣強度が高い点もメリットです。

3. 扱いやすくキャスト精度が出しやすい

スピニングでもベイトでも使いやすく、初心者から上級者まで幅広い層に適合します。

バスロッドの王道ブランク『IMブランク』とは? 【特徴・おすすめリグ&状況を解説】
バスロッドの王道ブランク『IMブランク』とは? 【特徴・おすすめリグ&状況を解説】
汎用性が高い(提供:TSURINEWSライター・盛田亮祐)

IMブランクのデメリット

ここからは、IMブランクのデメリットを解説する。

1. 超高感度・超軽量ではない

HMやX-Rayと比べると純粋な軽さ・感度・復元力では下位になります。フィネス全振りの人にはやや物足りない場合があります。

2. 特化した尖った性能ではない

「万能だが尖っていない」という性格のため、特定の釣りに特化したい人には別素材の方がマッチすることもあります。

IMブランクが向くリグ

・ネコリグ・ワッキー・ノーシンカー
・スモラバ・ジグの操作
・3/8oz前後のテキサス
・クランク・バイブレーション・スピナーベイトなど巻物全般

IMブランクが活きる場面

・1本で何でもこなしたいオールラウンダー
・カバー周りでの粘りがほしい場面
・距離を問わず安定したキャストを求めるとき

IM・HM・X-Ray比較

ここからは、3つの素材を比較して解説する。

IMブランク

特徴:粘り・強度・感度のバランスが良い万能型
得意用途:オールラウンド

HMブランク

特徴:軽さ・高感度・反発力が強い
得意用途:フィネス・軽量ルアー

X-Rayブランク

特徴:超軽量・超反発・超感度を追求したNFC最先端素材
得意用途:トーナメントレベルの特化運用

IMブランクの魅力

IMブランクは、「曲がりの素直さ」「扱いやすさ」「強度」といった実釣に直結する性能が高く、幅広いスタイルに適した万能ブランクです。特化素材では出せない“総合力の高さ”が魅力で、ロッドを1本で色々こなしたいアングラーや、信頼できるメインロッドがほしい人に特に向いています。

結果として、IMブランクはNFCラインナップの中でも最も多くのアングラーに選ばれ続ける“基準のブランク”と言えるでしょう。

<盛田亮祐/TSURINEWSライター>

編集部おすすめ