ここに来て急激な冷え込みで食い渋りが続いている釣り場が多い。今回紹介する釣り場は神奈川県を流れる一級河川・相模川の河川敷にある海老名運動公園下。

同釣り場は相模川の水が流れ込んでいる関係で水温が高く、それに加え定期的に新ベラが放流されているので魚影が濃く厳寒期でもヘラブナ釣りが楽しめる。

(アイキャッチ画像提供:マルキユーフィールドスタッフ・山野正義)

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海老名運動公園下の概況

相模川と聞くとアユ釣りのフィールドとしての知名度が高いが、河川敷にあるジャリ穴などに漁協がヘラブナを放流した有料釣り場が数多く点在する。

水深が深い釣り場や本流の水が直接流れ込む釣り場、固定桟橋がある釣り場などいろいろな池がある。各釣り場に共通している点は定期的に新ベラが放流されている関係で魚影が濃く、年間を通しヘラブナ釣りが楽しめる。

今週のヘラブナ推薦釣り場2026【神奈川・海老名運動公園下】
今週のヘラブナ推薦釣り場2026【神奈川・海老名運動公園下】
海老名運動公園下の概況(作図:マルキユーフィールドスタッフ・山野正義)

海老名運動公園下には3つの池がある。上流にあるもじり池、真ん中にある鉄塔の池、下流にあるファミリー池。どの池も相模川漁協連合会が管理する釣り場。

現在の状況は12月3日(水)に新ベラが放流され、順調に口を使っている。それに刺激された9寸前後の旧ベラが釣れている。

ポイント

海老名運動公園下のポイントを紹介しよう。

もじり池

水深が浅く昨年はカワウの被害を受け、ほとんどの魚が食べられてしまい釣り人を見かけなかった。だが、今回の放流で釣り人が戻ってきた。今後はカワウの飛来が心配。

今週のヘラブナ推薦釣り場2026【神奈川・海老名運動公園下】
今週のヘラブナ推薦釣り場2026【神奈川・海老名運動公園下】
もじり池(提供:マルキユーフィールドスタッフ・山野正義)

鉄塔の池

河川側に既設釣り台が並び、高速道路に向かってエサを打つスタイル。各釣り座に波除けの竹が入っているので、多少の風ならばほとんど影響はない。

今週のヘラブナ推薦釣り場2026【神奈川・海老名運動公園下】
今週のヘラブナ推薦釣り場2026【神奈川・海老名運動公園下】
鉄塔の池(提供:マルキユーフィールドスタッフ・山野正義)

今回の新ベラはファミリー池同様に約800kgが放流され、放流日から好調に釣れていた。取材時には朝のひと時は活発にエサを追ったが、ひととおり口を使ってしまったためか、昼ごろになるとアタリが止まってしまった。

ファミリー池

高速道路側から河川敷に向かってエサを打つ。こちらも既設釣り台からの釣りになる。新ベラ放流直後から口を使い、半日で1束以上の釣果を上げる人が続出した。

常連が藻刈りなど釣り場の整備をおこなっているので、気持ちよく釣りが楽しめる。ポイントとしては上流寄りに入る人が多く、居着きの魚が多い。

どの池も釣り座の後方に車が停められるので、年配者にはありがたい。入漁料の前売り券は、近くのコンビニやアユのオトリ店で購入できる。

タックルセッティング

竿は宙・底釣りともに8~13尺で楽しめる。藻が生えている釣り場なので、ハリ掛かりした時に魚が藻に潜り込んでしまう場合があるので多少強引に引き抜くこともある。

そのため道糸、ハリスは宙・底釣りともに普段より若干、太めを使用したほうが安心。道糸は1~1.25号、ハリスは0.5~0.6号を使う。

宙釣りの仕掛けとエサ配合

宙釣りの場合は、これからの時季はバラケにウドン系を食わせにしたセットのほうが釣果は安定する。上ハリスは8~10cm、下は35~45cm、ハリは上がバラサやセッサの5~6号、下はリグル2~4号。

ウキは大祐の場合、パイプトップの付いたべーシック1~3番(ボディ4~5cm)、か、PCムクトップが付いたファスト1~3番(ボディ4~5cm)を使う。

バラケは粒戦100ccを水100ccに浸し10分放置後、ふぶき200ccを絡める。寄りが少ない時は瀑麩を振りかけ調整する。食わせは感嘆や力玉ハードSかMを使う。感嘆の場合は粉10ccに対し水10ccで作る。

底釣りの仕掛けとエサ配合

底釣りはバランスの底釣りが基本。底に藻が生えている場所が多いので下バリトントン、俗にいう底ナメの釣りで狙う。ハリスは上30~35cm、下40~45cm。ハリはバラサやセッサの4~5号。

ウキは藻がある関係で戻し重視でべーシック3~5番(ボディ5~6cm)が使いやすい。

エサは底釣り用のダンゴでも釣れるが、新ベラの放流量が多いのでグルテンセットか両グルテンで狙う。セットのバラケは、水深が浅いので浅ダナ両ダンゴで使うエサでも対応できる。

凄麩200cc+カルネバ200cc+水100cc。食わせはもちグル100ccを水110~120cc。両グルテンでも対応が可能だ。

食い渋り時のエサ使い分け

釣り方としてはバラグルで打っていき、アタリが続く時は両グルテンで食わせ、アタリが少なくなったらバラケを付ける。この繰り返しが効果的。

<マルキユーフィールドスタッフ・山野正義/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース』2025年12月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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