好調が続いている三重県四日市周辺のアナゴ。夏の居残りは姿を消しつつあるが、その代わりに新子が着実にサイズアップしてきている。

12月に入って30cm級も多く交じるようになってきたので、12月7日に四日市港まで足を運んでみた。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

アナゴ狙いの投げ釣りで30cm超頭に13匹キャッチ【三重・四...の画像はこちら >>

四日市港でアナゴ釣り

ふ頭周りに到着したのは午後5時半。日没直後は最も活性が上がる時間帯なので期待も高まる。サオは足元1本、チョイ投げ2本の計3本で、エサは食い込みのいいアオイソメを使用した。

まずは足元に投入し、続いてチョイ投げの準備をしていると早くもアタリ。サオ先が絞り込まれたタイミングでアワセを入れると心地のいい重量感が伝わってきた。

アナゴ狙いの投げ釣りで30cm超頭に13匹キャッチ【三重・四日市港】みりん干し&煮アナゴが絶品
アナゴ狙いの投げ釣りで30cm超頭に13匹キャッチ【三重・四日市港】みりん干し&煮アナゴが絶品
アナゴ釣りのタックル(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

ヒットしたのは30cm級。新子とはいえ、十分おいしく食べられるサイズだ。バケツに泳がせ再投入するとまたアタリ。なかなかチョイ投げのサオまで手が回らない。

ようやく3本のサオを投入し終えてひと段落。この日は足元の反応がいいようで、ひっきりなしにアタリが出る。まだ小さい個体もいるので食い込まないことも多いが、それもまた楽しい。

もちろんチョイ投げの方も負けてはいない。2本同時にアタリが出ることも多く、しばらくは忙しい時間が続いた。

食い渋りの時間帯

ところが午後6時を回ると急激に渋くなり、食い込まないアタリが大半となった。とはいえ釣れる魚は、新子にしてはまずまずのサイズ。魚が小さいというより、単に食いが渋くなった感じだ。

そして午後6時半、アタリはピタッと止まってしまった。まだ時合い終了には早すぎる。潮を見ると満潮は7時ごろ。どうやら潮止まりのようだ。経験上、潮よりも時間帯というイメージのある魚だが、それ以外の原因が思い浮かばない。

ただアタリは出ないが放置しておくとエサがキレイに食われていることもしばしば。ハリスがねじれていることも多く、アナゴが居食いしているのは間違いなさそうだ。

エサがなくなるのなら、まだチャンスはあるはず。

なんとかアタリを出そうと頻繁に誘いを掛けてみたが、追加できたのは極小サイズの鉛筆アナゴ1匹と、外道のセイゴが2匹だけだ。

簡単みりん干しがオススメ

やがて時刻は午後7時半。そろそろ潮が動いてもいい時間だが、このころにはエサがそのまま残るようになってきた。今回のポイントは落ちハゼが全く交じらず外道といえば小さなセイゴだけ。アナゴに専念するにはいいが、時合いが終わるともう釣れる魚がいない。

そんな訳で早々の終了。今回はまさに一瞬の時合いだったが、開始直後のラッシュで数を稼いだこともあり30cm超を頭に13匹という釣果となった。最後に小型のアナゴをリリースして7匹をキープ。しばらくイケスに泳がせ、数がまとまったら開いてみりん干しにする予定だ。

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アナゴのみりん干し(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

ちなみにこのみりん干し、しょうゆとみりんを半々に割った漬け汁に漬け、一晩干すだけで簡単に作ることができる。真空パックで冷凍すれば保存も利くので、わが家では常備品となっている。

ただ、新子は身が薄いため、漬け時間によっては味が濃くなりすぎることも多い。

そんなときは薄めの煮汁で煮込めばふわふわの煮アナゴに早変わり。米と一緒に炊いてアナゴ飯にするのもいいだろう。

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アナゴ飯(提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)

釣りモノの少なくなるこれからの時期、食味満点のアナゴを狙ってみてはいかがだろうか。

<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年12月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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