例年は秋から狙えるヒイカだが、今季は好情報が乏しく厳しい状況が続いていた。12月6日、愛知・半田港で妻とともにエギとエサの両面から様子を探ると、釣れないながらも一級ポイントらしい人の多さと雰囲気を確認。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
半田港でヒイカ釣り
例年10月ごろから釣れだすヒイカ。今年は11月に入っても苦戦が続き好情報がなかったが、そろそろ釣れるのではないかと12月6日、愛知県の半田港へ妻と釣行した。
潮は大潮で満潮が午後6時ごろと悪くない。この時期は人が集まる半田港だが、果たして今の状況は? エギとエサの準備をして自宅を午後2時すぎに出発。フィッシング遊東郷店でシラサエビを購入して情報を確認すると、やはりヒイカは芳しくないようだ。
釣行開始
釣り場には午後4時ごろに到着。釣れていないはずなのに、釣り場は釣り人であふれていた。来てみると、ここが一級ポイントである理由が分かる。堤防には海面を照らす常夜灯があり、この明かりに魚が集まっている。この状況ならイカも集まってくるはずだ。
午後5時、辺りはすっかり暗くなった。なんとか釣り座は確保したが、エギを投げられる状況ではないため、エサ用のサオを2本出した。そして集魚灯だが、なくても常夜灯で十分明るいので使用しなかった。
全体としてはエサ釣り7割、エギ3割といった感じで、エギでヒイカを釣った場面を2回目にした。エギが有利なのか。
釣り人が帰っていく
午後6時の満潮を過ぎると釣り人は撤収していく。釣れないと判断したようだ。よく来ている人の話では「潮汐も影響はあるけれど、新しい群れが入れば関係なくよく釣れる」そうだが、今日はそのような状況ではないと判断したのだろう。
「エサとエギはどっちがいいですかね」と素直に質問すると、「俺はエギだね。エサだと待つだけ、エギだと広く探れるし、イカに直接アプローチできる。群れがいるとき手返しがいいから数を釣ることができる」と答えてくれた。釣り場の会話は経験を分けてもらえる場でもある。このような会話は面白い。参考にしたいと思う。
気温は6度だが、この周辺は建物があって風が遮られるため気温ほどの寒さを感じなかった。もちろん真冬並みの防寒だったこともある。
待望のヒイカがヒット
コーヒーを飲みながらウキを見ていると、妻が「ウキの動きが変!」と言ってサオを上げた。手応えがあるようで、巻き上げるとヒイカが掛かっていた。ボウズ覚悟の釣りだったのでうれしい1匹だ。すぐに周囲の釣り人から質問攻めが始まり「タナは1ヒロ(約1.5m)、あまり遠投せず常夜灯の明かりがきいているエリアだった」と妻が丁寧に答えていた。
イカが泳いでいるのは見えないが、底にはいるようでシラサエビを食いちぎられる状況が続く。30分後、私のウキも斜めに動いた。軽くアワせて持ち上げるとヒイカが掛かっていた。妻に続いて2匹目のヒイカをキャッチ。時間は午後8時30分。周囲の釣り人は帰ってしまい、釣り座を自由に選べる状況になっていた。
やがて釣り場にラーメン屋台がやって来た。何人かがラーメンを食べているのを見て「どこかでラーメンでも食べるか」と、午後10時ごろに納竿した。
<週刊つりニュース中部版APC・石川友久/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年12月26日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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