テーマは「流れ川で美ベラ狙い」。ありがちなタイトルだが、要は吉田がドボンをやりたかっただけ。

釣り人が減ってしまった同川で、果たしてノルマは達成できるのか。取材日は12月23日(火)。

(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)

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27番前でドボン釣り

先日、記者の釣友・山﨑氏が黒部川の27番ポスト前周辺で例会を行ったそうだ。釣果は全員が完デコ。アタリももらえなかったらしい。息が白くなるほど冷え込んだそうなので日並みが悪かったのだろう。

以前は平日でもクルマが縦列駐車をなすほど混雑した同川食肉センター下周辺だが、ここ数年はそんなにぎわいはどこへやら。釣れた情報が出回ると直近数日は釣り人が増えても、やっぱりダメかと姿が途絶えるの繰り返しだ。

なぜこんなに釣れなくなったのか。いや正確には、なぜ釣れ続かなくなったのか。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【流れ川で美ベラ狙い#1】
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【流れ川で美ベラ狙い#1】
黒部川概況(作図:週刊へらニュース編集部・関口)

いずれにしても好調とは言えない釣り場を取材場所に選んだのは、記者の都合。佐原近辺の釣り場に明るくない吉田は「関口さんにお任せしまーす」と丸投げだったので、ならば釣れる釣れないに関わらず思い入れのある釣り場で竿を出したい!もうすぐ正月だしね(関係ある?)。

惰性打ちでスタート

そんなわけで、当日も27番ポスト前に吉田と並んで釣り台を置いたのは極寒の6時30分ごろ。晴れ予報だったが太陽はほとんど姿を現さず凍える一日となったクリスマスイブ前日だ。

大昔の話だが、記者が11尺竿でいい釣りをしたこと。一方、12月初旬には竿21尺で山﨑氏がマブナ交じりで数釣りをしたことなど、記者が知る限りの情報を伝授。あとは自分で決めてくれー。

竿掛けを出す前にグルテンエサを作り、この間にも竿の長さをどうするか苦慮する吉田。そしてグルテンが水分を吸いきったころ、決心がついたのか紅月13.5尺を継ぎ外通しでエサを打ち始めたのは7時ジャスト。ウキ下は2本半強。同じような尺数では参考にならないので記者は19尺竿を継ぎ左並びで始める。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【流れ川で美ベラ狙い#1】
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【流れ川で美ベラ狙い#1】
外通しタックル(作図:週刊へらニュース編集部・関口)

7時半過ぎ、仕事で都合がつくかわからないと話していた山﨑氏が「速攻で仕事片付けてきたからぁ」と一席空けた吉田の右に並び竿14尺外通しの両グルで始める。

同氏は取材日二日前の日曜にも小雨が降るなか黒部川の様子を偵察してくれており「雨のなかやっている人が数人いたけど竿は立っていた。でも魚種は不明」と報告を下さった。

役者はそろった!あとは釣るだけ。しかしこんなに朝早くから動かないだろうと誰もが今は惰性打ち。

自作ウキのプロトを使用

ところで吉田が今使っている野釣り用と称した非売品の自作ウキ。これまで霞ヶ浦や榛名湖、河口湖など沖にウキが立つシーンでよく見かけた。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【流れ川で美ベラ狙い#1】
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【流れ川で美ベラ狙い#1】
吉田作野釣り用プロト(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

見やすさを重視し節目が粗く黒帯も広く取られたこのウキを釣りフェス2026横浜の開催期間中のみ販売するそうだ。興味のある方はへら鮒シェアリング工房吉田作まで足を運んでほしい。豆粒ほどの小さなブースらしいので見落とさないよう(笑)。

吉田康雄

「関口さんも来て下さいね!」

行かないよ。素人同然のオレに「吉田さま」のウキなんて宝の持ち腐れだよ。

そんなことを話していると、動くはずもないだろうと思っていたウキが動き始めた。しかも記者だけ。山﨑氏にもアタリはないようなので一人沖打ちが効いているのか。ただし釣れるのはマブナばかり。

吉田康雄

「いいなぁ。

でもマブナじゃオデコとかわりませんね(笑)」

次回も「流れ川で美ベラ狙い」です。

<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース』2026年1月9日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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