毎年年末の休みに入ると出かけていた山陰の寒ブリ遠征。都合と海況が合わなければ出船すら難しいが、出撃できれば驚くほど胴回りが太い10kgオーバーの寒ブリが高確率で狙える。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・谷川智)

出雲沖ブリジギングで96cm12.6kg寒ブリ含む6本キャッ...の画像はこちら >>

出雲沖でブリジギング

今回出船可能になったのは12月28日。ナギではないが、なんとか出られるとのことだ。向かうのは島根県出雲市の大社港。かの有名な出雲大社のすぐ近くだ。

午前6時半に現地に到着し、船長にあいさつを済ませて早速準備に取りかかる。ポイントは日御碕沖。毎年この時期になると寒ブリが集結するエリアだ。

このエリアは25ft前後の船外機付きボートが多く、パラシュートアンカーで船を立てるスタイルが主流。丹後のようにドテラで流すことはまずない。

またジグは150~200gのセミロングがメイン。これに大きめのフロントフックを1本だけ付け、ソフトにスローに誘い上げてくる。丹後ジャークのように、ジグを激しく飛ばしたりするとまず釣れない。

そこで今回持ち込んだのがテイクスのGetTwo(ゲッツー)。

亜鉛合金のジグで、鉛より比重が軽いのが特徴。さらに独特の形状と比重の軽さで、シャクった後の滞空時間を長く取れる。コレは大社沖のブリには効くのでは……と、持参したのだ。

ワラサが連発

立っているのもやっとな船上で、いよいよジギング開始。周りの船ではこの地方でマルゴと呼ぶワラサクラスがコンスタントに上がっているらしい。まずはご当地ジグの山波商店イサムジグ150gを落としてみる。

ジグの動きを極力抑えることを意識し、フワフワッといった感じでシャクり上げてくると、底から10m上でドンッときた。10kgを超えるブリなら一直線にラインを持っていくが、これはスルスル上がってくる。

キャッチしたのは予想通りのワラサ。続けてワラサが連発。今季はこのサイズが多いらしい。ここでGetTwoにチェンジ。着底まで時間はかかるが、船がきっちり立っているのでオマツリの心配はない。

96cm12.6kg極太ブリ浮上

底からフワッと持ち上げるような誘いを繰り返すこと10回、底から10mほど上げたところでドカンとティップが舞い込んだ。ワラサかと思ったが、エイでも掛けたかと思うほど一定速でジーッとラインを持っていく。10kg超え確定!

巻いては出されを繰り返しつつも、5分ほどで浮かせたのは久しぶりに見る極太ブリ。ひと目で10kg超えだと分かる。帰宅後の計測では96cm12.6kg。

これで満足……するはずもなく、続けて取り込んだのは7kgのブリ。終わってみればブリ2匹、ワラサ4匹の大満足釣果。うちブリ2匹とワラサ1匹は、GetTwoの上げとフォールに食ってきたものだった。ご当地で主流のロングジグに決して劣らない釣果を出せたGetTwo165g、次回の遠征釣行でも必須アイテムとなりそうだ。

<週刊つりニュース中部版・谷川智/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2026年1月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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