12月下旬、帰省した次男と長崎・大瀬戸の沖磯へ。今回のメインはフカセのヒラマサで、マダイやクロ、イサキなどのお土産も視野に、正月の魚をゲットする算段だ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・平山康弘)

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大瀬戸でウキフカセ釣り

まずは隠れ本命のアラ狙いで次男がBKG480MHにセルテート1000番をセットして仕掛けを組む。

イサキの泳がせをする予定だが、それまでデッドベイトで狙う。イワシを1尾掛けで投入。

私は石鯛ピトンしか持っていないので太目のねじ込み式のピトンを使い、もう1つピトンを別に打ち込んでロープを結び、ガッチリと補強。エサのイサキが確保できたらすぐに再投入予定だ。

タックルについて

まずイサキ確保のためにニュートーナメントHにトーナメント3000SH-LBDにインパルスセミフロート3号。5号のハリスをダブル8の字で直結し、ファビュラス00を棒ウキストッパーで止め、鬼掛の瞬貫尾長8.25号を結んだものでスタート。イサキを狙いつつ、万が一本命がアタったときになんとかできるタックルをセレクトした。

巧のタックルはマスターモデル尾長Ⅱ50にインパルト3000XHLBDにアストロングレイトEXⅡ3号を巻き、アクセルBGを通しストッパーで止めハリスは4号、夜尾長9号を結ぶ。まきエサ、つけエサともに大粒ボイルで8角を準備した。

大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
当日のタックル(作図:週刊つりニュース西部版APC・平山康弘)

45cm超え口太を手中

朝少し薄暗いうちに足元を狙った巧に40cmアップの尾長(オナガ)グロがアタってきた。その後、ちょうどいいサイズのイサキが上がってアラのエサ交換。

しばらくイサキ狙いで流していると、バラバラっと気持ち良いアタリで35cm級のイサキをゲットしたので再びエサの交換。

ちょうど2人でエサを付け替えようとバッカンに向かい合ったときにBKGのサオ先が海面に突き刺さっているのが目に入った。

不意の強烈なアタリ

「あ!」と叫んで巧に知らせ、急いで巧の仕掛けをあずかる。巧が駆け寄ってサオを握りしめ、やり取り開始。

が、ドラグはフルに締めたが出されっぱなしで50号のハリスがチュルリンとなっていた。

それよりも石鯛ピトンの根本がグニャリと曲がり、ロープがパンパンに張った状態になっており、もう1つアンカーを打ってなかったらすべてなくなっていたかもしれない。

その後は45cmオーバーの口太(クチブト)グロを上げたもののイサキも釣れず、本命ヒラマサの姿も見えず。

ヒラマサ&マダイ豪快ファイト

昼すぎ、巧のタックルに大魚信がきた。腰を落としてサオを寝かせドラグの調整をしながら丁寧にやり取り。しばらくして寄せたのは紛れもなく本命。

大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
ヒラマサ75cmヒット(提供:週刊つりニュース西部版APC・平山康弘)

ここからがまた大変なのも巧はイメージできているようで、反転、突っ込みに対応し、慌てずゆっくり浮かせ、無事に私の差し出すタモに収まったのは念願のメーターオーバーではないが貴重な1尾は75cm。

潮が良くなったのと、たっぷりまいた大粒ボイルが効いてきたのか、巧は40cmクラスの尾長にイサキもゲットし、私にはマダイもアタってきた。45cmほどだがうれしい1尾、さらに50cmオーバーまでアタって、大満足で大瀬戸での釣りを締めくくることができた。

大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
良型マダイを手にした筆者(提供:週刊つりニュース西部版APC・平山康弘)

45cm口太ダブルヒット

年が明けて1月4日、今回も大角力のすべりに上げてもらい、まずは今年一年の釣行が安全で楽しいものになるようにお神酒を上げて手を合わせる。

今回は、ボイルよりも泳がせの方が、大マサがアタっているということで、深夜からアジを求めて波止を転戦。

しかし、超低潮のせいか1尾しか釣れず、本来のボイルでのフカセに期待を寄せる。

タックルを入れ替え

また、今回は巧がいろんなサオの使用感を試したいというので、私のトーナメントMHを、私が巧のマスターモデルⅡとチェンジした。インパルトに巻いたラインが前回の釣行でヒラマサと対決したときに、さすがにガチャガチャになったので、インパルス3号を巻き替えている。

アジが確保できなかったのでアラ用のイサキの確保から。

ロッド以外は前回同様の仕掛けだ。

朝からのイサキ確保が今回もキモだが、最初にロッドを曲げたのは良型のクロ。45cmの口太だったのでお神酒の成果だろう。

巧も45cmクラスの口太でサオを曲げ込みニンマリ。ボイルに付いてしまえば太仕掛けでも簡単にクロが食ってくるので不思議なものだ。

大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
重量感たっぷりのクロ(提供:週刊つりニュース西部版APC・平山康弘)

80cm級ヒラマサ登場

本命のイサキはなかなか釣れず、エサの確保ができないまま、しばらく打ち返しているとパラリパラリと出ていたラインがバラバラっと弾けた。やり取りを始めるとだんだんと強烈な引き。時折見せる瞬間的な走りと重々しい引きに、これはもしかしたら50cmアップいや60cmアップの尾長かもと頭をよぎる。

ハリス5号なので負けないだろうとトーナメントのレバーを握りしめてロッドでためまくる。初めて使うサオだが、しっかりため、時折ATDが滑っているのが見えたが、レバーは握りしめたまま。ロッドワークで少しずつ浮かせ、ギラリと光った魚を見た巧が「ヒラマサ!」と教えてくれた。

最後の突っ込みをかわして巧が構えたタモに収まったのは80cm級のヒラマサで今シーズン初のヒラマサだったので大満足。

大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
大瀬戸の沖磯フカセ釣りで80cm級ヒラマサ浮上【長崎】45cm口太も連発
スリリングな攻防を制してヒラマサを御用(提供:週刊つりニュース西部版APC・平山康弘)

ただ、やはり潮がよくないのか、まだまだボイルに付いていないのか、この後はヒラマサがアタることはなかった。

それでも40cmクラスの尾長をはじめ47cmを頭に40cmアップだけで9尾のクロを釣り上げ、楽しく初釣りができた。

大物に負けないタックル

ただ、今回もやり取り途中から足元にずんずんと突っ込まれ、締め上げたドラグからラインをジリジリと出されてスプールを押さえた途端にぷつりとラインが飛ばされることがあった。

毎回年末年始はよくあるのだが、今年度末も2度ほど同じように足元で締め込まれて飛ばされてばかり。今年はなんとかこの大角力にいる怪物をやっつけたいものだ。

なお、A級に上がった仲間は45cmクラスの口太の数釣りとルアーでブリを上げていたがヒラマサや尾長はアタらなかったようだ。クロ狙いの細仕掛け、オキアミ&ブレンド材での釣りではアタリも小さかったようだ。

怪物対策の教訓

釣り上げたクロは白子を出しており、脂ノリノリだったので、これからベストシーズンを迎えそうだ。ヒラマサ狙いのボイルがガンガン入ってくると、デカマサもバンバンとアタってくるし、太仕掛けでもボイルエサでクロにマダイ、イサキもくる。

クロ狙いのタックルでデカマサがアタってきたらトーナメント3000でもガチンコファイトするとリールが破壊されることがある。ドラグ設定はしっかりして、デカ版尾長もアタってくる確率は高いのでやはり細仕掛けは控えて狙うといいと思う。

<週刊つりニュース西部版APC・平山康弘/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース西部版』2026年1月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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