1月4日(日)、茨城・鹿島新港の久保丸から、タチウオを狙ってジギング釣行した。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・野呂昌明)

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久保丸でタチウオ狙い

常陸沖のタチウオは、5年ほど前から注目を浴びている。とにかく釣れ始めると爆発的な釣果となり、釣れる尾数がケタ違い。

船宿によっては、一日で船中1000~1500尾という情報が飛び交っている。

ただ、このエリアの群れはエサとなるベイトフィッシュとともに回遊しているので、爆釣の翌日に一瞬で消え去ってしまうなんてこともしばしば。毎年、好釣果の情報はキャッチするのだが長続きせず、サンデーアングラーの私は毎回そのタイミングを逃して、悔しい思いをしていた。

船のルアータチウオゲームでドラゴン級連発【茨城・久保丸】浅場20mをジグヘッド+ワームで攻略
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タチウオ狙いのタックル(作図:週刊つりニュース関東版・野呂昌明)

今年は例年に比べ、タチウオの回遊が少し早くなったので、ちょうど年末年始休暇最終日にタイミングよく乗船することができた。

遊漁船がひしめく

ポイントまでは約40分の航程。釣り場海域に到着すると、すでに大きな船団が形成されている。

遊漁船に加え、情報を聞きつけたプレジャーボート同士がぶつかりそうなくらいの距離でひしめき合っている。

まず、船数にびっくりしたが、なにより「タチウオが釣れるのか」が気になった。しかし、その心配を払拭するように、周囲の船では次々と釣れ上がっている。船によっては、片舷全員のロッドが曲がっているような光景を目にするほど、早くジグを落としたいと気持ちがはやる。

1投目、ジグを投入すると沈んでいかない。

「アレっ?」と、思いながらリールを巻くと、「着水と同時に掛かっていたのではないか?」というタイミングでヒットしていた。

ジグヘッド+ワームで無双

1時間ほど入れ食い状態を味わうと、アングラーとしての欲がどんどん湧き上がり、数を釣るよりこの群れの中の大型だけを狙いたくなってきた。ジグのシルエットを大きくしてアプローチすることが多いが、同海域の水深は20m前後。

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ジグヘッドにワームを付けた(提供:週刊つりニュース関東版・野呂昌明)

これでジグを大きくしてしまうと、水深に対してウエイトが重すぎて釣りにならない。そこで試したことは、ジグヘッドにワームをセットしたリグ。

ワームのサイズを大きくして、シルエットのボリュームを持たせることにした。30g前後のヘッドに、6inchのワームをセット。これが的中。大型タチウオの高反応を得られ、ドラゴンサイズばかり釣れるようになった。手返しはジグに劣るが、ハマってくれたのはとても嬉しかった。

ただ、ここで誤算が一つ。当初、こんなに浅い水深で楽しめると思っていなかったので、ワームのセットは予備程度しか準備しておらず、ドラゴンサイズのタチウオばかりが反応するので、ラインカットが多く発生、ワームのセットがあっという間になくなると同時に、あえなく終了。

もっと持参してくればよかったと、これほど悔しかったことはない。その後ジギングへ戻し、サイズ狙いのアプローチを模索したが、ジグヘッドワームの威力に勝るものはなかった。

終始入れ食いを堪能

中盤以降は、さすがに少しずつスレてくるのか、カラーやタイプ、ウェイトなどのアジャストが必要になったが、東京湾の百戦錬磨のタチウオに比べたらとても素直で、パターンさえ見つければ、ワンキャスト数バイトの無双状態を楽しめた。

また、水深が浅いと掛かるタチウオは横に走る個体が多く、あの細い体形でどうしてこんなに力強くファイトできるのかと思うくらいの強烈な引き込みが面白かった。リールのドラグ調整をしっかりしておかないと、ラインブレイクがあるのではないかと思うほど。

結局、この日は沖上がりまでずっと釣れ続いた。一つ気をつけていたことは、口掛かりしたタチウオは、船べりでなるべく魚に触れないようにしてリリース。これだけ釣れてしまうと、クーラーはすぐ満タンになる。すべてキープしたらとんでもない量になってしまう、と思いながら納竿時間を迎えた。

<週刊つりニュース関東版・野呂昌明/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2026年1月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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