年末年始は釣行回数こそ減るものの、アングラーにとっては重要な準備期間である。寒さや多忙を理由に海へ向かわなくとも、次のシーズン、あるいは次の一投を快適に迎えるための行動は欠かせない。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
必需品の補給を怠らない
筆者は通年ライトゲームアングラーである。昨年はLSJも始めたが、基本はライトゲームだ。ライトゲームの釣法の延長でシーバスやチヌも一時期はターゲットに入れる。そんな釣りを毎年飽きもせず楽しんでいる。釣りの幅を広げるというよりは、数釣りや多魚種釣りが好きなタイプなのだ。
そんな私は、まずは釣具店へ足を運び、ライトゲームに欠かせない小物類を中心に補給を行った。ワームは定番カラーを数パック、ジグヘッドは使用頻度の高いウェイトとフックサイズを選択した。特にジグヘッドは根掛かりやフックポイントの鈍りで消耗が早いため、常に余裕を持ってストックしておきたいアイテムである。最近は古いハリ先のなまりが気になっていたので、この機会に多めに買っておいた。
加えて、スナップやラインも補充した。
重要作業イトの巻き替え
筆者にとって今回の年末年始で最も重要な課題であったのが、ラインの巻き替えである。先日から使用していたエステルラインは、キャスト時のバックラッシュが目立つようになっていた。エステルラインは感度に優れる反面、劣化やクセがトラブルとして現れやすい。
釣行中のストレスを減らすためにも、ここは迷わず新品へ交換した。ラインに均一にテンションをかけながら丁寧に巻き替えることで、ラインの性能を最大限に引き出すことができる。この作業を疎かにすると、せっかくの高性能ラインも本来の力を発揮できない。
エステルラインは200mでも1500円程度とそこまで高いお品ではないので、積極的に交換することをお勧めしたい。私もアジングで主に用いるラインで、そこまで使用頻度は高くないのだが、それでも年に2回は必ず交換している。劣化の影響がバックラッシュという現象で顕著に現れ、トラブルを招く。
リフレッシュがもたらす安心感
新品のラインを巻いたリールを手にすると、それだけで気持ちが引き締まる。バックラッシュの不安がなくなることで、キャストに集中でき、ジグ単リグ・ルアーの操作にも余裕が生まれる。釣果はこうした小さな積み重ねの先にあるものだと、改めて感じさせられる瞬間である。
PEラインには、裏返して使うという方法がある。私はこまめにイトを切って使うので、今回は見送ったが、あと半年もすれば裏返して新品のイトを使いだすことになる。高切れが出たり、強度不安があるアングラーは、新年1月のうちに思い切ってPEラインも新調するか裏返して使うかしてみてはいかがだろう?
2026年へ向けて
こうして必需品の補給とタックルのリフレッシュを終え、準備は万端となった。そして、新年1尾目の魚は47cmのチヌとなった。本命だったアジの良い釣果報告はないが、まあ、この1尾が獲れたのもエステルラインを新調したおかげといえるだろう。
ライトゲームアングラーとして、極めて健全な年末年始の過ごし方であったと言える。万全の状態でタックルを手にし、2026年のシーズンをスタートさせたい。次の1尾は、このような入念な準備の先に必ずいるはずである。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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