アングラーの中で必ず話題に上がるのがルアーの「ラッキーカラー」である。特にコレという信念はなくても、多くの人が何となく気にしている要素でもある。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
毎年異なるラッキーカラーの感覚
まず前提として、筆者は占いや風水などを強く信じているわけではない。だが、「振り返ると、この年はこの色がよかった気がする」という感覚は持っている。個人的な実体験として、去年は緑とオレンジが妙にしっくりきていた。主にアジングに用いていたのだが、この二色に助けられた場面が多い。
そうした「よい結果につながった気がする」という曖昧さこそが、ラッキーカラーという概念の本質かもしれない。具体的な理由があってコレ!ということはないのだ。
年女に聞いてみた「この色がいい!」
今年は2026年、午年。おりしも友人のMさんが24歳となる午年なので、釣りはまったく知らないらしいが、彼女に聞いてみることにした。あなたが思うラッキーカラーは何か?
数多あるワームを見せ、少し考えたあと、彼女が挙げたのは「水色」だった。理由は明確で、「なんとなく今の気分に合う」「持っていて落ち着く」とのこと。理屈ではなく感覚である。
水色は実績のあるカラー
釣りをする側の視点から見ても、水色という選択にはうなずける部分がある。水色系のルアーは、クリアウォーターや晴天時に実績が高いとされ、派手すぎず地味すぎない中間色として扱われることが多い。
実績のあるカラーだからこそ、「なんとなく良い」という感覚につながっている可能性もある。感覚的なラッキーカラーと、実釣実績が偶然にも重なっているわけだ。
色でアタリハズシは決まるのか
では、色で釣果は大きく変わるのか。実際、そんなに関係ない筆者は思う――。状況によっては当たる色、当たらない色は確かにあるが、それは水の色、光量、魚の状態によるものが大きいという認識だ。魚にも偏食のようなものがあり、そのとき食べたいものしか食べない。それはカラーも同じだ。「今はこれかな」という感覚で探っていくしかない。
ラッキーカラーは気分を上げる装置
ラッキーカラーの本当の役割は、釣果そのものよりも、使う側の気分にあるのではないか。気に入った色を使うと集中力が増し、投げ続けるモチベーションも上がる。結果として釣れる確率が上がる。
ちなみに、プラグについても聞いてみると、やはり水色と答えた。そういうものらしい。
誰かに聞いてみるのも悪くない
これは釣りにおいてだけでなく、何かにつけ自分では決めきれないとき、誰かに「何がいいと思う?」と率直に聞いてみるのもいい。答えに根拠はなくても構わない。その一言で迷いが消え、選択が楽しくなるなら十分価値がある。結局のところ、ラッキーカラーとはバクチのようなものだ。当たるか外れるかは分からないが、賭ける行為そのものが面白い。
さて、2026年午年のラッキーカラーが水色かどうかは、誰にも断言できない。ただ、年女本人が「これがいい」と感じているなら、それが正解である。信じすぎる必要はないが、完全に無視するのも味気ない。気分よく一年を過ごすための小さなスパイスとして、ラッキーカラーを楽しむ。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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