テーマは「流れ川で美ベラ狙い」。千葉県東庄町を流れる黒部川でのドボン釣り。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
美ベラゲットで「合格」?
吉田康雄「あえてアタリが少ないラインを狙ったほうが本命率も高いし良型がきそうな予感がします!」
開始早々に美ベラではないが良型を手中にしてしまったものだから、その後も中尺竿にこだわった吉田。しかし記者や常連の山﨑氏がマブナ率が高いながらも良型を上げたものだから、ついに根負けして竿を13.5尺から16.5尺に伸ばす。
そして数枚はゲットしたものの美ベラではあってもサイズが小さく(尺前後)、記者にOKサインをもらえなかった。さらに記者が39cm超を上げたのを機に、ついにタガが外れた吉田。竿を18尺へと変更し、夕マヅメのチャンスタイムに勝負をかけた。するとやはり長竿の効果があったのか、あれよあれよで尺1寸~尺2寸の美ベラをゲット。
吉田康雄「これなら合格ですよね!」
満面の笑みを浮かべて記者に写真を撮ってもらうと魚を差しだす。ちょっと小さいけど美ベラだし、これでOKにしようか。でもまだ時間はあるよ。
吉田康雄「そうなんです。なのでウキが見えなくなるまで粘ってみます。
レンギョの入れアタリに閉口
ところがチャンスタイムにも関わらず、その後は40cm超どころの話ではなく潜水艦のような引きを見せるレンギョの入れアタリになってしまった吉田。 これにはさすがの吉田も閉口。
しかしハリスのストックはたっぷりあるので、ハリスを切ってめげずに再開。しかし立て続けにレンギョに場を荒らされてしまったせいだろうか、その後はヘラのアタリがパタリとなくなってしまった。
これで終わりか。吉田も記者も、心中は納竿の気分だった。
ところがドラマはこれで終わりではなかった。主役はもちろん常連の山﨑氏。同氏は夕方のチャンスタイムに備えて、竿をあえて21尺から14尺へと変更し臨戦態勢を整えていた。竿替え直後はアタリがほとんどなかったが、夕マヅメに突入した途端にヘラばかりの入れアタリモードに確変。
横目で見ていてもあまりの入れアタリに、吉田も記者も自分の釣りは放置してギャラリーに徹するほどだった。
山﨑氏「たまたま魚が回遊してきてくれただけだよ」
山﨑氏は謙遜するが、その釣り方には、れっきとした自信が見られた。
常連のテクに脱帽
具体的にはリズム。
その証拠に誘いをかけたあとのトップは、かける前と比べて明らかにトップが水面上にせり上がっている。それをうしろで見ていた吉田。
吉田康雄「うーん…、これほどリズムよく誘いをかけるドボン釣りは初めて見ました。ちょっとボクのなかではない釣り方です。ですがこれほど好調に釣れているのですから、釣り方が合っているのでしょうね。いやードボンも奥が深い!」
結局、夕方のわずかな時間で7枚もの本命を釣り上げてしまった山﨑氏。サイズこそ出なかったものの、14尺竿でこれほど釣れるとは、正直驚きでしかない。
吉田康雄「でも手前のラインがいいと言うのは、あながち間違いじゃなかったってことですよね。ボクは粘りが足りず、すぐに竿を伸ばしてしまった」
結局は経験値の差だろう。と言うことで「よくできました」のシールは今回もおあずけだな。
次回は「手強い都心のオアシス」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
この記事は『週刊へらニュース』2026年1月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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