テーマは「手ごわい都心のオアシス」。東京都葛飾区にある水元小合内溜を舞台に吉田のテクがどこまで通用するのか、とくとご覧に入れよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
高難易度の水元小合内溜
東京都葛飾区にある水元公園。東京ドーム20個分の広さがあり23区内では最大の面積を誇る。晩秋には1800本もあるメタセコイアが色づき、梅雨時はハナショウブが可憐な花を咲かせる。江戸川区在住の記者宅からも空いていれば車で20分ほどなので、以前は足しげく通ったものだ。
記者が竿を出したのはおもに長竿の底釣りが主流の外溜だが、メッカはやはり水元小合内溜、通称内溜だろう。新ベラ放流量がそれなりにあったころは、記者の技量でもそれなりの釣果が見込めた。
しかしカワウの食害や放流量の減少により、今やオアシスとは名ばかりの難易度が高い釣り場へと変貌してしまった。とくに厳寒期は釣りが難しく、今やオデコも当たり前の状況。そこで腕達者な吉田に白羽の矢を立てたわけだ。
吉田康雄「任せてください。数十年前の話にはなりますが、そのころはボクもよく通った釣り場ですから自信はあります。
相変わらず口だけは滑らかだが、確かにトーナメンター吉田康雄の腕を以てすればどうにかなるかもしれない?
駐車場から10分歩く
さて近年の内溜で問題となるのが釣り場までの足だ。無料駐車場はなく路上駐車厳禁となれば有料駐車場を利用するほかない。幸い都立水元公園には第1~3駐車場があり24時間入出庫が可能。料金は入庫後12時間最大1200円なので、内溜の開門~閉門時間内であれば加算金は発生しないで済むはずだ。
吉田康雄「第1~3のどこが一番近いですか?」
内溜なら第1駐車場一択だね。ただし近いと言っても10分ほどは歩くから、荷物を運ぶカートなどは必須だよ。あと釣り座が水面から高いから水汲み用バケツとかがあると便利だよ。
「知ってますよー。あと釣り座にちょっと段差があって手すりもあるんですよね。だから常連さんは専用の釣り台などを自作してます」
そうそう。あと柄が長いハリ外しとかね。よく知ってるじゃん。
吉田康雄「だから昔はよく通ったって言ったじゃないですかー。
どうかなー、ちょっとわからない。いつもアタリを出すのが精いっぱいで、それどころじゃないからね(苦笑)。
常連でさえ連敗中
開門30分前の7時30分に公園第1駐車場で吉田と合流し、カートで荷物を転がしながら釣り場へと向かう。所要約10分。
7時45分に西岸にある入場門前に到着。数人の常連がすでに並んでいたので、あいさつを交わしつつ釣況を伺う。
吉田康雄「釣れないよー。オレはここのところ底釣りで9連敗中。今日は取材?そりゃあたいへんだ。がんばってねー」
吉田康雄「えっ、これってヤバくないですか」
どうやら、そのようだね(汗)。まっ想像はしてたけど、まさかここまで悪いとは……。
8時10分前に門が開き入場。
次回も「手強い都会のオアシス」です。
この記事は『週刊へらニュース』2026年2月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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