妻の実家が群馬県明和町にあり、以前は帰省のたびに竿を出していた板倉町にある群馬の水郷。魚影が濃いことで有名だが、まさか真冬にこれほどウキが動くとは思いもしなかった。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部)
群馬の水郷の概況
夏水位と冬水位があり、現在は後者期間。田畑が水を必要とする時期に合わせ近くを流れる谷田川の水位が上昇。それに伴い水郷公園内の池も水位が上がる。
何十年も前から周辺ではトップクラスの魚影を誇っており、さらに入釣料が500円とリーズナブルなので通年で釣り人の姿が絶えない人気釣り場だ。アベレージサイズは30cm前後。ウキ下1m以上のタナ規定あり。竿は25尺まで。なお魚影は濃くとも、あくまで野池スタイルなので釣り台などは必須。また駐車場は南岸のみなので、北岸へ回り込むにはカートなどがあると便利だ。
ポイント
全域から竿を出せるが、冬水位の現在は階段護岸がある北岸が中心。南岸からもやろうと思えば可能だが、座面が水面から2m弱になるので水汲み用ひも付きバケツや、長柄のタマ網などが必要になるだろう。
北岸でこの時期、人気なのは西寄り。北西の季節風が吹くことが多いこの時期は、西寄りから順に釣り座が埋まる。
次点は北岸中央付近の草島を目の前にした東向きの釣り座。草島前のワンド奥も風には強いが、なぜか釣り人の姿は少ない。常時エサが入っていないと釣果的には厳しいかもしれない。
最終候補は北岸東端。一見すると西風に弱そうだが、このエリアだけは護岸が南南東を向いている。東から波は打ち寄せてしまうが北北西の風は避けられる。
釣り方とエサ
釣果を求めるなら圧倒的に宙のセット釣りが有利。さらに竿は最低でも16尺以上は継ぎたい。減水期のせいか魚は沖めに着いている(回遊しやすい)傾向があり、15尺以下だとアタリが途切れがち。さらに両サイドが長竿だと、より一層アタリを出すのに苦労させられるだろう。
どんなバラケがいいのかとか釣り方の詳細は記者には答えられない。だがいわゆる管理釣り場でよくやっているようなバラケブレンドでも十分ではないだろうか。問題はハリスの長さ(段差)やバラケを抜くタイミングなどだろう。野釣りだからしっかりナジませてみたいな一辺倒な釣りだと、この池は攻略できない。そのくらいここの魚はエサ慣れしていて手ごわい感じがする。
底釣りという選択肢
そんな面倒な釣りはゴメン、という記者のような釣り人には底釣りがお勧め。宙釣りほどの高釣果は望めないが、ポツポツでもアタリがあるので楽しめるはずだ。
ただそんな宙釣りでも流れが出ると苦戦を強いられる。ましてこの池は流れが出やすいので、攻略法は宙・底を問わずエサ打ちのリズムだろう。一定間隔でエサ打ちを繰り返し、広範囲に魚を散らさないことが何よりも肝要だ。
長竿ドボンの実践論
いやいや、それでもそんな忙しい釣りはゴメンだぜ!
そんな記者のような体たらくな釣り人に打ってつけなのが長竿ドボンだろう。沖めに着いているであろう魚は狙えるし、エサも流されない。
オモリは中・外どちらでも構わないが、できれば0.5号前後の軽めを使い、落下速度をできるだけ遅くするといい。魚が上を向いているので、それを下げるには落ち込みで反応させるのが一番だからだ。よってドボンでは短めのハリスが主流だが、ここではあえて長め(40cm前後)を試してみるのも面白いかもしれない。
<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>
この記事は『週刊へらニュース』2026年2月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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