三重県・五ケ所湾沖で、特大サイズのウッカリカサゴを狙う船釣りが本格化。1月30日は南伊勢町相賀浦のなぎさ丸で出船し、人工漁礁帯を攻める高難度の展開のなか、40cm級主体にオニカサゴやアヤメカサゴも交じって好反応。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・編集部)
なぎさ丸でウッカリカサゴを狙う
冬の代表的なターゲットといえばカサゴ。陸っぱりで船でも、厳寒期に釣り人を楽しませてくれる癒やしの魚だ。
三重県・五ケ所湾沖では、この時期にそんなカサゴの特大サイズが狙える。カサゴの中でも50cmを超えるサイズまで成長するウッカリカサゴがメインターゲットになり、これにアヤメカサゴやオニカサゴなども交じる。
そんなビッグカサゴ釣りに釣り人を案内しているのが、南伊勢町相賀浦のなぎさ丸。年が明けてしばらくすると、沖の人工漁礁に大型のウッカリカサゴが集結する。そのサイズは今まで見たことがないほどデカイのが特徴だ。その顔つきは、もはやカサゴではなくゴジラそのもの。
根掛かり必死で高難易度
1月30日もそのゴジラ級ウッカリカサゴを狙って、亀山の小林さんら3人がなぎさ丸で出船した。五ケ所湾沖にはカサゴ類が着く人工漁礁が無数にあり、高いものだと20mを超える漁礁もある。イメージ的には巨大なジャングルジムが沈んでいると思えば良い。
当日はまず深場から探索。だが目立ったアタリは少なく、早々に河口船長は水深80mラインに移動。
ヒット後は強引勝負
だがこの釣りは根掛かりとの戦いでもある。ジャングルジムの中で食わせたカサゴは、一気に外まで引きずり出す必要がある。これが至難の業なのだ。
電動でも手巻きでも、ヒット後はとにかく強引に巻き上げるのだが、3m巻き上げたところで根掛かり、もしくはヒットした魚が根に潜ってしまうなんてことはザラ。
逆にうまく漁礁の外に引きずり出せれば、その時点で99%勝負はついている。だがいったん根に潜られれば、魚のキャッチどころか仕掛け全損の可能性が高くなる。
この日はなぜかオニカサゴが多く、小林さんは40cmクラスを筆頭に連発。もちろんウッカリカサゴも40cm近いサイズが飛び出し、30cm近いアヤメカサゴも交じった。
他に同船者のアングラーが45cmクラスのゴジラ級ウッカリカサゴも釣っており、いよいよシーズン本番を感じさせる釣行となった。
これからが本格シーズン
河口船長によれば、まだハシリで日ムラはあるようだが、これから本格的なゴジラシーズンとなる。サオは腰の強い先調子のものがお勧め。
仕掛けだが、この日3人のうち2人がテンビン吹き流し、1人が胴つきだった。ゴジラ級ウッカリを狙うのであれば、胴つき1本バリがお勧め。漁礁に擦れるため、ハリスはフロロカーボンライン8号は使っておきたい。
オモリは80号を基準に、潮が速いときもあるので120号辺りまでは用意しておきたい。実際この日も潮が速く、120号を使う場面が多かったようだ。
底ダチを頻繁に取り直すのが根魚釣りの基本だが、漁礁周りでは分からなくなることも多い。そんなときはいったん20mほど巻き上げて、イトがまっすぐになるのを確認してから再度落とし直すのが良い。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2026年2月13日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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