和歌山県紀南地方ではポピュラーなターゲットであるイガミを狙ったウキ釣りに挑戦してきた。初めての釣りで色々模索しながら釣行した結果、独特の釣趣と食味、ブサカワな見た目にすっかり魅了された模様をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・稲垣順也)
紀南地方のイガミ(ブダイ)
和歌山県紀南の一部地域ではお正月や祝い事の席で出されるなど重宝される魚であるイガミ(ブダイ)。この地域ではスーパーで普通に売っていて一般にも広く親しまれている魚である。
一年の内に食性が変化し海藻を主食とする冬が臭みがなく旬と言われている。イガミの煮付けは和歌山県の郷土料理にもなっており、地元になった今、是非とも釣って味わいたいと思い釣行を計画した。
釣り方調査
イガミは今まで気になっていたターゲットであるが、本格的に狙うのは初めてである。まずは会社の同僚に釣り方を聞いてみたが、グレ釣りの外道で釣れる程度で専門に狙ったことはないらしい。そこでインターネットで「イガミ」「釣り方」と検索し参考にしていく。エサはホンダワラなど海藻系を使い、釣り方はウキ釣りかタラシ釣りと言われるぶっ込み釣りのような釣り方の2種類が主。
変わった所ではウキは80cmほどの巨大なものを使うらしい。タラシ釣りの道具も石鯛の一歩手前くらいのゴツさで意外にも大がかりな仕掛けに「あの見た目でそんなに引くのか」と疑問が浮かぶ。
タックル
ともあれまずはやってみることなので、タックルは手持ちの中から用意し釣行した。
ロッド:ダイワ社フリーギア380TXH-S
リール:同社セオリー3012H
道糸:ナイロンライン5号
ウキ:海上釣り堀用の棒ウキ1.5号
ハリス:フロロカーボンライン4号
ハリ:グレ針8号
磯では不発
1月18日、この日は会社の同僚の案内で初場所の磯へ釣行した。聞けばイガミの実績も高いポイントだと言う。暫くして着水して沈んで行くエサに磯際からイガミらしき魚が追いかけていくのが見えた。
微かにウキに変化があり合わせたが掛からず。この後同様のアタリらしき変化が2回あったが掛けることができず、昼になり磯から上がることになった。
ルアーロッドで40cm級イガミ手中
昼食後は漁港をランガンしてイガミを探していく。なかなか反応が得られないが、夕方に行った漁港で岸壁沿いに泳ぐイガミを発見。ウキ釣りではやりにくいのでルアーロッドに持ち変え、岸壁沿いに泳ぐイガミの目の前に入れるとあっさり食い付きヒット。
大きさの割に引きは弱くタモに入ったのは、痩せていたが40cmの良型、続けて同じ釣り方で35cmを追加しこの日は納竿とした。
底ギリギリを狙いイガミ1匹
次の週末の1月24日、先週とは別の磯へ釣行した。道中立ち寄った漁港で地元の年配の方に会いイガミ釣りのアドバイスを頂いた。棚は底ギリギリを流すよう調整することが大事であることと、ありがたいことに実績のあるポイントまで教えてもらった。
釣り場に着き、アドバイスを参考にしながら探っていくが反応は無い。寒気が入り冷たい北西風が吹く中粘り強く狙い続け、なんとか45cmのイガミを1匹キャッチすることに成功した。1匹釣れたがあまりにも寒い為、この日はこれで納竿とした。
1匹釣って分かってきたこととして、
・地形に合わせ小まめな棚調整が必要である。
・アタリは繊細で波でゆっくり沈むような動きである。
・ウキが沈んでも少し待ち、食い込ませる必要がある。
帰宅してから釣行を振り返ると、些細なウキの変化で即合わせしていた為、合わせが早すぎたのかと思った。
雪の中で45cm頭にイガミ2匹
翌25日、目覚ましなどかけなくても釣りがしたい時は早朝に目が覚める釣りバカである筆者、朝から雪もちらつく大寒波だがミズノ社のプレミアホットインナー『ブレスサーモactiveモデル』で防寒対策して釣行する。
釣り場に着くと雪が舞い極寒で釣り人は皆無、そんな中4時間程頑張り45cmと40cmの2匹キャッチに成功した。
大きなウキを使う理由
新たにわかったのは風が強いと1.5号ウキでは風に煽られポイントまで届かない時があること、大きなウキを使う理由がわかってきた釣行であった。この日の午後、釣具屋へ行きブダイ用3号ウキを購入し次の釣行の準備とした。
渋くてもイガミ2匹
次の週末、この週は有給を頂いており金曜日から三連休である、一旦イガミ釣りはおいてルアーメインで釣行した。しかし長引く寒波の影響から水温低下で激渋な状況、結局金土と三重県まで足を伸ばしてみたがボウズという結果、各地で状況を聞いてもグレやイカ、アジすらも釣れてないという、各地渋い状況のようである。
連休最終日の2月1日、最後の頼みとばかりに先週と同じ場所へイガミ狙いで釣行する。この日も強い北西風だが先週買った3号ウキで釣りはしやすい。だいぶ釣り方とポイントも掴めてきて結果3時間程で40cmと45cmの2匹をキャッチした。ブサイクな見た目だが、この渋い状況の中釣れてくれるとありがたく、だんだん可愛く思えてきた。
イガミのレシピ
ここからはイガミの味についてレビューしていこう。
個人的には天ぷらやバター焼きに相性が良いと感じた、食感は魚というより鶏肉のような弾力である。メスの方が身が柔らかく、煮付けや鍋に向いている。
刺身ではどちらも食感が強く美味しかったが一匹のオスは若干磯臭さがあった。刺身で匂いを感じた時、筆者はゆず胡椒とポン酢で食べると臭みが誤魔化されると思っている、刺身で匂いが気になった時は一度試して頂きたい。
そういう意味でもオスは香草等の調味料を使った料理の方が無難かもしれない。一番美味しかったのはやはりメスの煮付けであった。
オスメスどちらもコラーゲンたっぷりの身で乾燥肌になる冬に食べるにはちょうど良い和歌山の味覚であるイガミ。磯から手軽に狙えるが、安全対策はしっかりとしてルールとマナーは守って釣行して頂きたい。
<井上海生/TSURINEWSライター>
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