テーマは「手強い都会のオアシス」。東京都葛飾区にある水元小合内溜で竿18尺抜きセットを始めた吉田。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
持たせ系のバラケにチェンジ
激シブの水元小合内溜で竿18尺抜きセットで挑んだ吉田。しかし8時入場で、早くも時刻は11時過ぎ。ここまでアタリはなく「触ったかなぁ」程度のかすかな動きが1回あったのみ。
吉田を挟んで両隣は底釣りの記者と記者の釣友で、ともにバランスの底釣り。しかし記者に糸ズレのような動きが2回あっただけで、周囲の常連にもアタリはなくまさに沈黙状態。
どうすればウキを動かすことができるのか。アタリがないことには釣れるどころの話ではないので、とにかくアタリが出る釣りを探さなければどうしようもない。
吉田康雄「竿は18尺のまま、抜きではなく持たせ系のバラケにチェンジしてみます。まあ期待薄でしょうけど」
どうして期待薄って分かるの?
吉田康雄「今までの釣りでまったくと言っていいほど触りがないので、バラケタッチを替えたからと言って動くほど単純な話ではない気がします。でも何かしないとモチベーションが保てませんし、時間が解決してくれるかもしれませんから」
何をやっても動かない
ウキをグラスムクトップからパイプに替え、バラケも以下のブレンドへとチェンジ。
粒戦100cc+粒戦細粒50cc+ヤグラ100cc+水150cc+セットアップ100cc+バラケマッハ100cc。
食わせは力玉系、感嘆系とさまざまに打ち分けて、タナもエレベーターさせて探る。
入場前にお話しさせていただいた常連も正午ごろに納竿し「これで10連敗が確定だよ」と。さらに「今動かないと、あとは15時過ぎしかチャンスはない。閉門が16時だから残された時間はわずかしかないけどね。取材頑張ってね」とのアドバイスを残していってくれた。
吉田康雄「15時過ぎかぁ……」
吉田がガクンとため息をもらす。どうやら我々は最悪のタイミングで取材を敢行してしまったようだ。だが泣き言を言っても始まらない。こうなったら魚種はともかくアタリだけでも出したい。
そこでこれまではコイを嫌って食わせを底から離した宙釣りを、下バリで底ダテして段差の底釣りも試して見ることにした。
ところが食わせが着底しようが宙同様にアタリはなく、もはや万策尽きたかに見えた。時刻は早くも13時40分。
吉田康雄「気分転換にちょっと散歩してきます」
長竿の底釣り?
トイレ休憩を兼ねて釣り座を離れた吉田が、10分ほどで戻ってきた。
吉田康雄「古くからの知り合いに今ばったりお会いして話をしたのですが、やはりここまで動かないと可能性があるのは15時過ぎだって言われちゃいました。しかも宙で動かないなら、あとは長竿の底釣りしかないって」
えっでも底釣りはコイなんでしょ?
吉田康雄「それがそうでもないらしいんです。ただし、よくエサ打ちしているラインはダメみたいです」
って、ことは?
吉田康雄「はい。やるなら24尺以上を出したほうがいいって(汗)」
内溜でニーヨン!?でも竿を持ってきてないでしょ?
吉田康雄「それがどういうわけかあるんですよ(笑)、万が一があるかもと思ってロッドケースにしのばしてきたんです!」
次回も「手強い都会のオアシス」です。
この記事は『週刊へらニュース』2026年2月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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