これから、待ちに待った渓流釣りのシーズンがあちこちで開幕する。渓流師にとって元旦とも言える解禁日を最大限楽しむために、釣行前にやるべきことを4つ紹介したい。

【渓流釣りがゼロから分かる!『渓流釣り特集』を読む】

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

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竿のメンテナンス

何をおいてもやはり竿だ。新しい竿を購入するもよし、使い慣れた愛竿の手入れをしておくもよし。ここでは簡単なメンテナンスを紹介しよう。

延べ竿をバラす

まず穂先カバーと竿尻のキャップを外し、太い節から丁寧に取り出す。穂先やその周辺(♯1や♯2)は大変細いため、扱いに注意が必要だ。

渓流解禁直前の【今こそ】渓流エサ釣り師がやるべきこと4選
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すべてバラした状態(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

水で洗い流す

風呂場等の水場に竿を優しく広げ、1本ずつ丁寧に真水で洗い流す。その際、柔らかい布やキッチンペーパーで汚れをこすり落とすと良いだろう。内部にも水を流して、チリやホコリ・ゴミを洗い流しておく。風呂場などでスペースを取り辛い場合は、2リットルのペットボトルに水をためて浸す方法をとってもいい。

渓流解禁直前の【今こそ】渓流エサ釣り師がやるべきこと4選
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このように詰めて拭き取る(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

拭き取る

外側は柔らかい布でしっかり水滴を拭き取る。ゴシゴシこすると傷が入る可能性があるので、一方向に優しく撫で拭くイメージだ。

内部には、小さくちぎったペーパーを穂先側から詰めて、竿の2ランク程度細い部分を使用して押し出しながら拭き取ると良い。中にぺーパーが詰まってしまわないように注意しながら進めよう。

陰干し

穂先や♯2辺りは大変細い為、内部を拭き取る事が事実上不可能なので、吹き矢のようにして内部の水滴を飛ばしたら、あとは陰干しして乾かそう。丸1日程度干したら、順番を間違えないように組み上げれば完了だ。

装備品のチェック

続いて、竿以外の装備品をチェックしていこう。

ウェーダー

穴が開いていないか、ベルトが破損していないかなどを確認しておきたい。さらに、ソールが薄くなっている場合はメーカーや釣具店に依頼して修理しておくことをオススメする。メーカー品に拘らなければ、自分自身で張り替えることも可能だ。

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こうなる前に張り替えたい(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

ベストやグローブ

フィッシングベストやグローブは、穴が開いていないか、問題なく装着できるかなどを確認しておこう。特に釣具を収納するポケットに穴が開いていては目も当てられない。

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穴の有無を確認(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

偏光サングラス

もしも禁漁期から今までケース内に放置してあった場合、かなり汚れている可能性が高い。しっかりと洗浄して乾かしておこう。

その他小物類の確認

フィッシングベルトやウェストクリール(ビク)、エサ箱、タモのネットなどは、性能を十全に発揮できる状態か確認しておきたい。特にネットに穴が開いている場合は、ほんの小さなほころびから悲劇を生む可能性がある。補修するか買い替えるかを検討しよう。

釣り用小物の在庫確認

渓流釣り解禁直後は、どの釣具店も品薄になりやすい。予め手元の在庫を確認しておこう。

1年間でどの程度の針を使用するのかを考え事前に購入しておけば、いつでも安心して釣行可能だ。著者の場合は購入履歴やレシートを保存しておき、解禁前に「前シーズンは〇号を△袋購入している」という記録を確認し、それと同じだけ購入するようにしている。

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在庫は多めに(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

オモリ

意外と在庫が無くなりがちなのがジンタン/ガン玉だ。どの釣具店でも取り扱っている反面、冬季に人気があるフカセやエビ撒き釣り等で使用される機会が多いBや2Bは、釣具店でも在庫がなくなる事があるので要注意だ。

渓流解禁直前の【今こそ】渓流エサ釣り師がやるべきこと4選
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こちらも多めに用意したい(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

目印

こちらは自身が見やすいと感じる物を用意しておきたい。スプールタイプを使用している著者の場合、シーズン10~15回程度の釣行で1つ消費している。

ライン

解禁直後は0.15号や0.2号を使用するアングラーが多い為、この辺りの号数が品薄になりやすい。逆に、成魚放流が盛んな地域では0.3号や0.4号が品薄になる。自身が釣行する河川の状況に応じて購入しておこう。勿論、天井糸の用意も忘れずに。

渓流解禁直前の【今こそ】渓流エサ釣り師がやるべきこと4選
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前年分は劣化に注意(提供:TSURINEWSライター・荻野祐樹)

情報チェック

より良い釣果をあげるために、前年までの様々な情報をチェックしておくと好釣果に恵まれやすい。注目すべきポイントを順にみていこう。

降雪量

2025年の年末~2026年解禁前にどの程度雪が降ったのか、また、水量はどうだったかといった情報を、河川ライブカメラや天気予報等で確認しておこう。種苗放流量にもよるが、源流部にドカ雪が降っているような支流は、極力避けた方が無難だ。

過去の解禁日やその直後の釣果

自身の釣果情報を残しているのであれば、これほど有意義な情報はない。予め「どこに入ったか」「どのような釣り方で」「どのくらい釣れたのか」を確認しておき、実績がある場所に入ることが出来れば、釣果を得られる確率がグンとアップする。

漁協・釣具店のHP

管轄の漁協や釣具店のHP/SNSには、成魚・稚魚放流の情報や水位の情報がアップされることが多い。より確実に釣果を得たい場合は、成魚放流がある場所へ向かうと良いだろう。

万全の状態で自身の解禁を迎えよう

これらの準備を解禁前にしっかりと行っておけば、初日から安心して渓魚と戯れることが出来る。ただ竿を出すだけでも大変楽しいのが渓流釣りだが、やはり釣果を得ることが出来た方がなお良いはずだ。是非、万全の状態で「渓流師の元旦」を迎えてほしい。

<荻野祐樹/TSURINEWSライター>

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