黒潮大蛇行の終息による水温低下の影響で、各地で釣果が落ちるなか、三重県・鳥羽沖では依然としてマダイが好反応。水深30~40mラインを中心に、渋い状況ながらも45cm級を筆頭に良型が顔を見せた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・谷川智)
鳥羽沖でタイラバ釣行
黒潮大蛇行が終息したせいか、今年の海はとにかく水温低下が著しい。熊野灘沿岸でも、軒並み15度を下回っている状況だ。そんな状況のなかでも、限られたターゲットは元気いっぱい。そんなひとつが三重県・鳥羽沖のマダイだ。
秋~初冬にかけて釣れ盛る水深20mまでの浅場は水温が11度となって、魚はいても全く口を使わない状態。菅島沖の30~40mが現在のポイントとなる。
釣行開始
2月10日はベテランの出口和弘さん含め、少人数で出船。釣れているとはいえ、秋~初冬に比べればアタリの数ははるかに少なく、辛抱の釣りが強いられる展開となった。
タイラバのシンカーは80g、ネクタイはオレンジ。この海域でひとついえるのは、シンプルなネクタイが有効だということ。カーリーでもストレートでも、細身の1本ネクタイがよく使われている。
45cm級マダイ浮上
予想されたことではあるが、この日も食いは渋い状態。それでも粘り強くタイラバを巻き続け、小ダイ2匹の後に出口さんは見事45cmクラスの良型マダイをキャッチ。
そして思わぬ高活性だったのはホウボウだ。
そして合間には、花を添えたのは良型のウッカリカサゴ。25cmを超えるサイズで、これはこれでうれしいお土産だ。
釣果のキモは粘ること
この時期のタイラバがとにかく粘りがキモ。いくら渋くても、潮の加減で口を使うタイミングは必ずある。その少ないチャンスをいかにモノにするかが、この時期のタイラバといえよう。
とはいえ、春はもうすぐそこ。この号が出るころには、気温は一気に上昇しているはず。魚探にはマダイが山盛り映っている。水ぬるむころは乗っ込みシーズン。このマダイたちが一斉に動きだせば……。
<週刊つりニュース中部版・谷川智/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2026年2月20日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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